AI技術による3Dモデル生成を手がけるMeshyは7月21日、シリーズBラウンドで約4億ドル(約652億円)を調達したと発表しました。評価額は15億ドル(約2,445億円)です。AI3D生成分野の企業による資金調達としては過去最大の規模となります。既存投資家全員に加え、複数の大手投資家がラウンドに参加しました。評価額の公表はMeshyにとって今回が初めてです。
Meshyは、テキスト1行または画像1枚から、約1分で3Dモデルを生成できるサービスを提供しています。専門的なスキルや高額なソフトウェア、数週間の作業を要していた3D制作を、大幅に簡略化しました。2026年7月時点で、年間経常収益(ARR)は前年比で約12倍に成長。登録ユーザー数は1,200万人を超え、生成されたモデルの数は1億個を上回っています。技術面では、AI生成3Dモデルの実用性を高めています。ゲームでの利用に加え、物理的な立体物として出力できる点が同社の強みです。
今回、複数の新機能も発表されました。「Meshy 3D Agent」は、会話やテキスト、写真、スケッチから3Dプリント対応モデルを生成するAIエージェントです。FBX、OBJ、GLB、STLなど複数形式に対応し、3Dプリント時のスライサー成功率は最大97%に達します。ゲーム開発向けには、Unity、Unreal、Blenderに対応したモデル出力が可能です。
このほか、パーツ分割を自動化する「Auto Split」、約10秒で構造化されたジオメトリを生成する「Smart Topology」も、全登録ユーザー向けに提供が始まりました。8K解像度のテクスチャ生成機能「8K Texture」は近日公開予定です。
A detective’s study, built entirely with Meshy assets and rendered in Unreal Engine.
Zoom in and inspect every clue. NOTHING falls apart.
New: 8K Texture is now live in Meshy. The closer you look, the better it gets. 🔍 pic.twitter.com/rNYrXwYpU1
— MeshyAI (@MeshyAI) July 21, 2026
Meshyは、世界の技術系企業上位10社のうち5社がMeshyを活用したプロダクト開発を行っているとしています。ゲーム、3Dプリント、デザイン分野の企業とも幅広く提携しています。調達資金は主に研究開発とグローバル市場での事業拡大に充てられる方針です。
なお本記事では、2026年7月22日時点での為替レートを用いて換算しています。
