「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。
目次
1. Meta、新型AIスマートグラス「Meta Glasses」発表、日本発売は未定(6.24)
2. ペパボ研究所、 横浜国立大学と共同で「声を出さずに言葉を認識する手装着型デバイス」の研究結果を発表(6.24)
3. Diver-X、新型グローブ型VRコントローラー「ContactGlove3」発表! 位置誤差1.5mm以下を実現(6.23)
4. Roblox、カンヌ・ライオンズで広告測定パートナーシップを発表、IpsosおよびEDOと提携(6.22)
5. 三井住友建設、トンネルXR計測アプリ「XR Measure」を開発、Apple Vision Proを活用(6.23)
6. 【お知らせ】AI・スマートグラスの最新事例が集合! 国内最大級カンファレンス「XR Kaigi 2026」、11月30日〜12月2日に開催決定
7. AI・スマートグラスの最新動向を現地取材をもとに徹底解説「WWDC&AWE報告会」6月30日に開催!
1. Meta、新型AIスマートグラス「Meta Glasses」発表、日本発売は未定(6.24)

Metaは、EssilorLuxotticaとの協業による新型AIスマートグラス「Meta Glasses」を発表し、米国など複数の国と地域で発売を開始しました。価格は299ドルからで、カイリー・ジェンナーとのコラボを含む全26スタイルを展開し、日常的に使いやすいデザインが特徴です。なお、現在日本での発売は未定となっています。
本機は新AIモデル「Muse Spark」を搭載し、専用ボタンからMeta AIを呼び出して日常的な質問への回答やハンズフリー撮影などが可能です。また、高精度マイクによるクリアな通話や、日本語を含む20言語に対応したライブ翻訳機能も備えており、バッテリーは最大8時間、充電ケース併用で最大40時間の利用が可能です。
2. ペパボ研究所、 横浜国立大学と共同で「声を出さずに言葉を認識する手装着型デバイス」の研究結果を発表(6.24)

ペパボ研究所と横浜国立大学は、声を出さずに言葉を認識する手装着型の柔らかいEMG(筋電位)デバイスの共同研究成果を発表しました。本デバイスは、手に装着し必要な時だけ指先の電極を口元に近づけることで、発声しようとする際の微弱な筋肉の動きを読み取り、深層学習により単語を識別します。 従来のサイレント音声認識の課題であった顔への常時装着の負担を、透明な柔軟素材やエラストマーの活用で解決しました。実証実験では30語を約97%の精度で識別し、声を出さずにドローンを操作することにも成功しており、騒音環境やプライバシーへの配慮が必要な場面において、新たな音声入力の代替手段として実用化が期待されています。
3. Diver-X、新型グローブ型VRコントローラー「ContactGlove3」発表! 位置誤差1.5mm以下を実現(6.23)

Diver-Xは、新型のグローブ型VRコントローラー「ContactGlove3」を発表し、2026年10月に発送予定であることを公開しました。本製品は電磁場(EMF)トラッキングを採用しており、指先や関節を独立して追従することで、位置誤差1.5mm以下という高精度なトラッキングを実現しています。価格は99,800円で、現在予約受付が開始されています。 従来は難しかった指を組む、楽器演奏などの微細な動作をアバターに反映できるほか、触覚フィードバック機能によりリアルな感触を得られます。また、スティックなどを搭載した付属のモジュール「Magnetra3」により一般的なコントローラーのようにも操作可能で、SteamVRなどのプラットフォームに対応し幅広い用途で活用できます。
4. Roblox、カンヌ・ライオンズで広告測定パートナーシップを発表、IpsosおよびEDOと提携(6.22)

Robloxは、「カンヌ・ライオンズ2026」において、広告調査・測定に関するイプソスおよびEDOとの新たなパートナーシップを発表しました。この提携により、Roblox上の没入型広告がユーザーに与える影響や効果を定量的に測定し、テレビ広告などと比較可能な指標を提供する体制が整えられます。 イプソスとの共同調査では、ユーザーの半数以上がRoblox上の広告に他プラットフォームより多くの時間を割き、製品情報が記憶に残りやすいと回答しています。今後はブランドが主催するバーチャルイベントやキャンペーンの効果を詳細に分析可能となり、1日あたり1億3,200万人のアクティブユーザーを抱える同プラットフォームの広告価値がさらに高まることが期待されます。
5. 三井住友建設、トンネルXR計測アプリ「XR Measure」を開発、Apple Vision Proを活用(6.23)
三井住友建設は、山岳トンネル工事の施工管理の効率化を目的として、Apple Vision Proを活用したXR計測・管理アプリ「XR Measure」を発表しました。本アプリは、装着した作業員が対象物の起点と終点を目視で指定するだけで距離を計測でき、CIMモデルを実空間に重ねてリアルタイムで確認しながら作業できるのが特徴です。 これにより、従来は2人体制で行っていた計測作業や高所作業車の設置が不要となり、1人での作業完結と大幅な省力化を実現します。現場での実証実験でも実用上十分な精度が確認されており、計測結果の帳票自動出力機能なども備え、今後は現場全体の生産性および安全性の向上に貢献することが見込まれます。
6. 【お知らせ】AI・スマートグラスの最新事例が集合! 国内最大級カンファレンス「XR Kaigi 2026」、11月30日〜12月2日に開催決定
XR Kaigi実行委員会は、バーチャル領域のカンファレンス「XR Kaigi 2026」を2026年11月30日(月)から12月2日(水)の3日間、東京・ポートシティ竹芝内(ポートホール・東京都立産業貿易センター浜松町館)で開催すると発表しました。開催発表に合わせ、協賛・出展企業の募集も開始されています。
XR Kaigiは、XR・スマートグラス・VTuberなど、バーチャル領域の担い手を対象としたカンファレンスです。企業・個人・業界団体・行政などが参画する業界横断型のイベントで、海外からの登壇者や出展社も迎えます。開発者やクリエイターを中心とした参加者が集まる場を目指しており、2014年から業界専門メディアとして活動するMogura VRが企画しています。想定総動員数は4,000名、想定出展ブース数は100ブースです。
7. AI・スマートグラスの最新動向を現地取材をもとに徹底解説「WWDC&AWE報告会」6月30日に開催!
Mogura VRは2026年6月30日(火)18時から、オンラインイベント「WWDC × AWE報告会」を開催します。本イベントは、Appleの開発者向けイベント「WWDC」とXR業界の主要イベント「AWE」の現地取材をもとに、AIやスマートグラスの最新動向を解説する内容となっています。定員は100名で、参加費は2,000円です。
イベントでは、XREALの「AURA」やSnapの「Spectacles」といった最新デバイスの動向に加え、部品メーカーの競争や欧米でのB2B導入の実態など、マスメディアが報じない現地ならではのトレンドを深掘りします。フリージャーナリストの西田宗千佳氏とMogura VR編集長の久保田瞬が登壇し、現地報告やディスカッション、Q&Aを実施する予定です。
注目のニュースやトピックを紹介・解説する「もぐラジオ」、毎週月曜日更新!
Mogura VR News / MoguLiveでは、注目ニュースやトピックについて解説する音声番組「もぐラジオ」を、毎週月曜日に更新。編集長のすんくぼ、MoguLive副編集長のゆりいかが、XR/メタバース/VTuberを含むテックやコンテンツの最新ニュース・業界動向について深掘りしていきます。誌面では語りきれなかった内容も盛りだくさん!
「もぐラジオ」は、YouTubeやSpotify、Apple Podcastなど、各種音声プラットフォームでも配信中です。視聴は以下のリンクから。
YouTube:もぐらちゃんねる
YouTube(過去アーカイブ):Mogura VR News Channel
Spotify: テック・コンテンツ業界の最前線を掘る「もぐラジオ」
Apple Podcast: テック・コンテンツ業界の最前線を掘る「もぐラジオ」


