株式会社jig.jpは、2026年5月14日に2026年3月期の決算を発表しました。連結売上高は146億3,100万円(前年同期比6.1%増)、当期純利益は11億5,500万円(同7.3%増)となり、いずれも過去最高を更新しています。
主力のライブ配信サービス「ふわっち」による成長に加え、VTuber事業とARグラス事業という新たな収益源の構築が進んでいます。
VTuber事業では、複数の形態で展開を進めています。公開オーディション番組を通じてデビューしたVTuberが所属する「登龍門BOX」、60人同時デビューの大型プロジェクト「パレデミア学園」、VTuberを応援するプラットフォーム「SPOTLIGHTS」などを運営しています。2025年12月には、2018年8月にデビューした女性バーチャルアイドルグループ「Palette Project」の運営母体が同社へ移管され、事業の幅がさらに広がりました。
2025年11月には、VTuber大手のBrave groupとの業務提携契約を締結しています。Brave groupに所属するVライバーが「ふわっち」を活用して配信を行うほか、IPプロデュースやVTuberマネジメントの強化を共同で進める内容です。また、Brave group傘下のENILIS社と共同でPalette Projectの運営にあたる体制も構築されています。
ARグラス事業では、「SABERA(サベラ)」ブランドのスマートグラスを2026年4月20日にMakuakeで先行販売を開始しました。販売開始から3週間で累計購入金額が1億円を突破しています。価格は92,400円(税込)で、2026年7月以降は自社ECサイトおよび販売代理店を通じた本格展開を計画しています。
SABERAは、眼鏡産地として知られる福井県鯖江市の眼鏡メーカー、ボストンクラブと、スマートグラス用ディスプレイを手がけるCellidとの提携によって開発されました。国内初となるプラスチック製のウェイブガイド光学技術を採用しており、重さは約40g。通知・リアルタイム翻訳・テレプロンプト・ナビゲーション・生成AI連携などの機能を搭載しています。
2027年3月期の連結売上高は165億円(前期比12.8%増)を計画しており、新規事業のが本格化に収益に貢献する見通しとしています。





