KDDI株式会社は複数人が同時に体験できる超広視野角の新型ARデバイスを発表しました。対角105度の広視野角を実現するシースルーディスプレイと、赤外線を用いた高精度な位置トラッキングシステムを搭載しています。
ARデバイスは、2025年の大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」内で展開されている、体験型コンテンツ『モンスターハンター ブリッジ』向けにKDDIと株式会社カプコンが共同開発したものです。同コンテンツは複数人での同時体験を想定し、360度映像、立体音響、床の振動などを組み合わせた体験型エンターテインメントです。
『モンスターハンター』シリーズプロデューサーの辻本良三氏は、現実空間にARを重ねることで幅広い来場者が楽しめる体験が実現したとコメントしています。
デバイスの技術的な特長は、対角105度の超広角ディスプレイを備えていること。XRデバイスでおなじみのチップセットSnapdragon XRシリーズを搭載しています。
赤外線を用いた精度の高い位置トラッキングを可能にし、赤外線カメラと天井設置のマーカーを活用することで、複数人でも正確な位置情報を保持します。これにより、ARで表現されたモンスターと現実空間のLEDディスプレイが自然に重なり、バーチャルと現実が一体となった映像体験を複数人が共有できるよう設計されているとのことです。
本デバイスは、米国カリフォルニア州ロングビーチで6月10日から12日に開催される「AWE USA 2025」のクアルコムブース内にて初展示される予定です。
(参考)プレスリリース

