Home » グーグル、Oculus、SIE、HTC、サムスン等VR機器各社、業界団体を創設


テック 2016.12.09

グーグル、Oculus、SIE、HTC、サムスン等VR機器各社、業界団体を創設

12月7日、Acer Starbreeze、グーグル、HTC VIVE、Oculus(フェイスブック)、サムスン、ソニーインタラクティブエンターテインメントはVR産業の成長を促すための国際的な非営利組織「Global Virtural Association(GVRA)」を創設することを発表しました。

GVRAの目的は、グローバルにおけるVR技術の開発や、各種産業へVRの利用を促進することにあります。メンバーは世界中のVR開発者の技術力向上のため、開発時のベストプラクティスを共有したり、共同研究をしようとしています。また、コンシューマーや、政府関係者、VRに興味を持つ企業向けにリソースを提供します。

VRは次世代の優れたコンピューティングプラットフォームであり、教育から医療まで広い分野に応用することで世界経済に大きく貢献できる可能性があります。ベストプラクティスの開発や研究を通して、GVRAに参加する企業は、VRの可能性を最大限に引き出すことを謳っています。世界中のVR開発者がその利益を共有できるように活動を進めていくとのことです。

先日発表のあったクロノスグループのVRコンテンツ開発の規格に関するイニシアティブなど、VRに関わる企業のコンソーシアムが次々と発表されています。

GVRAは主要なヘッドセットを開発しているメーカーが参加しています。GoogleやValve(Vive)、OculusはVRイニシアティブにも参加しているため、各コンソーシアムがどのような役割を持ち、今後どのような展開を行っていくのか注目したいところです。

(参考)

VIRTUAL REALITY INDUSTRY LEADERS COME TOGETHER TO CREATE NEW ASSOCIATION – (英語)

https://www.gvra.com/virtual-reality-industry-leaders-come-together-to-create-new-association/


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード