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活用事例 2020.02.17

VRで遠隔リハビリ治療 “バーチャルクリニック”全米各地で展開へ

マサチューセッツ州ブルックラインが拠点のXRHealth(※旧VRHealth)社は、米国各地にバーチャルクリニックを開業します。VRを活用し、神経疾患や脳卒中等のリハビリテーションを遠隔で実現する見通しです。

ストレスや神経疾患、脳損傷にも対応

XRHealthは、VRを使ったリハビリテーションを提供しています。自宅にいながら、治療を受けられる点が特長です。VR技術と組み合わせる治療ソフトウェアは、下記のような病状に対応しています。

・トラウマによる脳損傷、脳卒中リハビリテーション
・ストレス、不安
・記憶障害
・慢性疼痛、急性疼痛、疼痛障害
・顔面紅潮、寝汗
・首、肩、脊髄の損傷、神経疾患

米国主要都市で展開

同社CEOのEran Orr氏は、クリニック展開について次のようにコメントしました。「XRHealthは、今日の医療の仕組に変革をもたらしています。患者は自宅にいながら、バーチャルクリニックに“行く”ことが可能です。そこでは一流の医師が、病状の進行を診察します」

XRHealthの遠隔医療施設(テレヘルスクリニック)は、3月1日に開業。場所は、マサチューセッツ、コネチカット、フロリダ、ミシガン、デラウェア、カリフォルニア、ニューヨーク、ノースカロライナの各州及びワシントンD.C.を予定しています。また今後数ヶ月で、さらに展開する都市を増やす計画です。

(参考)XRHealth


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