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ゲーム・アプリ 2021.06.29

「VRoid Studio」海外累計ダウンロード数が約110万と公開 海外ユーザーが9割を占める

Pixiv株式会社が、3Dキャラクター制作ソフトウェア 「VRoid Studio」のインフォグラフィック「数字でみる!VRoidと世界のアバターシーン」を公開し、海外での累計ダウンロード数などのデータを発表しました。

発表によれば、2021年5月時点で、日本ユーザーの累計ダウンロード数は58万であるのに対して、海外ユーザーのダウンロード数は110万となっています。2019年では、日本が30万、海外が35万だったことを踏まえると、海外では急激に需要が高まっていることが分かります。

 「VRoid Studio」「VRoid Hub」「VRoid Mobile」それぞれ3サービスのアクティブユーザーの約9割は海外で、特にアメリカ、ブラジル、ドイツなどの地域でよく利用されているようです。

「VRoid Studio」の地域別ダウンロード数割合を見てみると、日本「38.5%」、アジア「10.8%」北米中南米「34.5%」、ヨーロッパ「14.6%」となっており、北米と中南米での需要が高いことが分かります。

「VRoid Hub」に登録されたキャラクターモデルは5月時点で100万体を突破しており、2019年のサービス開始時から順調に利用率が上昇しています。

Pixivによれば、5月時点でアバターの使われかとして注目が集まっているのが「バーチャルフォト」で、スマホアプリ「VRoid Mobile」では月に20万を越える作品がスマートフォンアプリで撮影されているそうです。

今後VRoidプロジェクトは「誰もが個性豊かな自分のキャラクターを持ち、そのキャラクターを他者とのコミュニケーションや創作活動に活用できる『1人1アバター』の世界の実現を目指して」いくと説明しています。

映画「竜とそばかすの姫」とのコラボ発表

細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」のUTコレクション「細田守アニメーションワークス UT」と、VRoidのコラボレーションが発表されました。7月16日(金)より、株式会社ユニクロと共同開発した、UTコレクションのバーチャルTシャツ(全6柄)を「VRoidモバイル」にて無料配布します。

合わせて、本UTコレクションを着用したアバターたちが『竜とそばかすの姫』の舞台であるインターネット上の仮想世界<U(ユー)>を楽しむスペシャルコラボキービジュアル(上記画像)も発表されました。詳細は7月16日(金)にVRoid NEWSで公開されます。

(参考)プレスリリース


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