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VR作品コンテスト「VRクリエイティブアワード」、最優秀賞はダブル受賞に

8月25日、VR作品コンテスト「VRクリエイティブアワード2018」の最終審査が行われました。渋谷 EDGE of にて開催されたこのイベントでは、二次審査を通過したファイナリスト12作品のデモ展示およびプレゼンが行われ、審査により各賞が決定しました。

VRが当たり前の時代になりつつある

今年で4回目の開催となるVRクリエイティブアワード。開始当初と現在では、VRを取り巻く状況は大きく変化しています。2014年と比べ、様々なハイエンドVRデバイスが発売され、その後一体型VRヘッドセットや施設型(ロケーションベース)VRの展開など、VRは以前よりも遥かに身近な存在となりました。このアワードの募集開始時にも、「もはやVRは特別なものではなく当たり前の技術となってきた」現在において「過去3年間では実現できなかった、今だからできる作品の応募を期待する」とコメントがなされています。

VRコンソーシアム代表理事・藤井直敬氏は、開会の言葉の中で「アワードが開始した当初は世間にVRを紹介するという役目があったが、それはもう達成した。現在はVRが当たり前の時代になりつつあり、VRをどう使うかを模索している。今後のVRは楽しいことしかないが、今は我慢の時期だ」と述べました。

受賞作品紹介

大川ドリーム賞

NEUTRANS BIZ(株式会社Synamon/武樋恒)

(写真左:「スペースチャンネル5」や「Rez Infinite」などで知られるエンハンス代表の水口哲也氏 写真右:Synamon代表の武樋恒氏)

「NEUTRANS BIZ」は、複数人が同時にVR空間で遠隔会議やデザインレビューを行えるビジネス向けのVRサービスです。既存のサービスと異なりビジネス用途に特化しているので、審査員も「ニーズは非常に高いと思われる」「技術的にこれからの面もあるが市場に出て利用が広がる中で技術的にも向上するだろう」とコメントしています。

この賞は本アワードの後援である、一般財団法人大川ドリーム基金から贈られています。大川ドリーム基金は株式会社CSKの創業者であり、株式会社セガ・エンタープライゼス会長などを務めた大川功氏によるもの。受賞した武樋恒氏は「起業家としてこの賞をもらえるのはうれしい」「(今後は)ビジネス活用につなげていき、VRの一般化に全力を注ぎたい」と語りました。

審査員特別賞

ABAL:DINOSAUR(株式会社 ABAL/尾小山良哉)

(写真左:筑波大学学長補佐・准教授の落合陽一氏 写真右:ABALの尾小山良哉氏)

「ABAL:DINOSAUR」は6500年前の恐竜世界を自分の足で歩いて体験するVR作品。複数人で同時体験が可能です。受賞した尾小山良哉氏は「ビジネスや表現など、VRは今難しいところにある。自分たちは体験型のものづくりとして新しいものを作っていきたい」と語りました。

プレゼンターを務めた、筑波大学学長補佐・准教授でVRコンソーシアム理事の落合陽一氏曰く「この賞がある意味一番議題に上がる」とのこと。この作品に対し複数の審査員が「クオリティが高い」や「スケールが大きい」と評価していました。

HTC VIVE賞

ムー 未知との交信VR(株式会社ダイナモアミューズメント/小川直樹)

(写真左:HTC NIPPONのVIVE事業責任者・西川美優氏。 写真右:ダイナモアミューズメントの小川直樹氏)

「ムー 未知との交信VR」は体験者がUFOのチャンネリング実験に参加し、スマホでUMAの撮影に挑むVRコンテンツです。UFOのチャンネリングやUMA発見という題材から、「なつかしい、昭和感がある」と評価する審査員も。

HTC VIVE賞は本アワードのプラチナスポンサーのHTC NIPPONから贈られる賞です。事前の発表では副賞が「VIVEっぽいもの」となっていましたが、当日はHTC NIPPONの西川美優氏から渡された副賞は、日本未発売のVive Focus。受賞した小川直樹氏は「来年はこのVive Focusで作品を出したい」と述べました。

優秀賞

hearing things #Metronome(See by Your Ears/evala)

(写真左から:デジタルハリウッド大学の学長・杉山知之氏。 写真左から2人目がevalaa氏)

「hearing things #Metronome」は暗闇の中で3台のメトロノームと、その音を変換し再生産された音を聞くことで、“耳で視る”ことを体感する作品です。受賞したevala氏は「真っ暗な部屋での作品で”映えない”ものだったが、この賞をいただけてうれしい限り。音楽の真ん中にあるが表に出ないメトロノームで、自分の描く音楽を描いた」と語りました。

審査員からは質の高さに関する言及が多く、プレゼンターを務めた、デジタルハリウッド大学の学長を務める杉山知之氏は「個人的に一番解像度の高い作品だと思った。体験した人全員が違う感想、景色、感情を抱く作品で良かった」とコメントを残しました。

ハッピーおしゃれタイム(作者:株式会社ハシラス/水上智絵)

(写真左:VRエヴァンジェリストとして知られる、エクシヴィ代表の近藤“GOROman”義仁氏 写真左から2番目:ハシラスの水上智絵氏)

「ハッピーおしゃれタイム」はアバターの選択、音楽ゲームライブ、プリントシール機での撮影に似せた写真撮影、写真印刷を行う体験です。受賞した水上智絵氏は「VRで分かりやすい表現はたくさんあるが、純粋にかわいいコンテンツや、子供も安心して楽しめるコンテンツが増えていけばいいなと思う」と述べました。

このコンテンツは水上智絵(chiepomme)氏、れいな氏、きなりせ すや氏による自主制作VRコンテンツであり、インディーズ的な作品であるという点を評価する声もありました。エクシヴィ代表取締役社長 “GOROman” 義仁氏は「新しいガジェットは気持ち悪がられたり、不気味がられるが、それを見事に超えた作品だ」と評価しました。

最優秀賞

バーチャルキャスト(バーチャルキャスト株式会社/山口直樹)
VRM – 3D avatar file format for VR(株式会社バーチャルキャスト/岩城進之介)


(写真中央:山口直樹氏。写真右:岩城進之介氏。)

最優秀賞は「バーチャルキャスト」と「VRM」の2つの作品がセットで受賞しました。「バーチャルキャスト」は、バーチャルキャラクターになってVR空間のスタジオでリアルタイムにコミュニケーションができるサービスです。同時受賞となった「VRM」はVRアプリケーション向けの人型3Dアバター(3Dモデル)データを、プラットフォーム非依存で扱うことを提案するファイルフォーマット。3Dデータを複数のツールやアプリケーションで共通使用できるようにするものです。

最優秀賞の受賞にあたり、山口直樹氏は「個人開発からコツコツやった結果。やりたいってことがあって突き進んだら、こういうことになると実践できたと思う」と語りました。また、同じく最優秀賞を受賞した岩城進之介氏は「設計し始めたときは、同じような考えのものが無かったので不安だった。公開以降たくさんの人に使っていただき、現在の形態になった。この受賞で自分の考えは間違っていなかったと思った。そして、VRMを使ってくださった方のおかげだと感じている」と述べました。

今回の最優秀賞はVRクリエイティブアワード開始以来初のダブル受賞となりました。この2つは「セットで真価を発揮する」との評価を受け手のダブル受賞です。

審査結果

最優秀賞

バーチャルキャスト(バーチャルキャスト株式会社/山口直樹)
VRM – 3D avatar file format for VR(株式会社バーチャルキャスト/岩城進之介)
(※今回の最優秀賞は、2作品セットとして受賞)

優秀賞

hearing things #Metronome(See by Your Ears/evala)

優秀賞

ハッピーおしゃれタイム(作者:株式会社ハシラス/水上智絵)

HTC VIVE賞

ムー 未知との交信VR(株式会社ダイナモアミューズメント/小川直樹)

大川ドリーム賞

NEUTRANS BIZ(株式会社Synamon/武樋恒)

審査員特別賞

ABAL:DINOSAUR(株式会社 ABAL/尾小山良哉)

(参考)VRクリエイティブアワード2018

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