バンダイナムコが展開するVR体験施設「VR ZONE」の小規模版「VR ZONE Portal」が米国に展開することが明らかになりました。最初の都市はワシントンDC。人気コンテンツの「マリオカートアーケードグランプリVR」(マリオカートVR)などが設置されます。日本でも店舗数が増加していますが、米国向けの今後の展開も伺えます。
VR ZONE Portalがアメリカ初進出
VR ZONEはバンダイナムコが展開するVR体験施設の名称です。旗艦店となる「VR ZONE SHINJUKU」と「VR ZONE OSAKA」のほか、ショッピングモールの中などに設置される小規模な「VR ZONE Portal」が国内外に30箇所近く展開しています。
米国に設置される初のVR ZONE Portalは、米ワシントンDCにあるユニオン駅舎内に開設されます。マリオカートの世界でキャラクターになりきってレースが体験できる「マリオカートVR」、AI少女と一緒にロボット銃撃戦を繰り広げる「アーガイルシフト」と絶壁の雪山を滑り降りる「スキーロデオ」の3つのアクティビティが稼働予定。特に「マリオカートVR」は、海外メディアでも多く取り上げられている注目作です。2018年8月よりロンドンでも稼働開始しています。
バンダイナムコは、米国での展開開始に合わせて「VR ZONE Portal US」という名義でTwitterやFacebookとSNSアカウントを続々と開始し、2018年10月1日のオープンに向けて最新情報を配信しています。アカウント名は「US」とされていることから、ワシントンDCのみならず、今後は米国内で店舗を増やしていくものと予想されます。
Washington D.C.'s Union Station will be the first U.S. location to debut the games you've been waiting for. Starting October 1, Argyle Shift, Mario Kart VR, and Ski Rodeo will be playable at the historic site. pic.twitter.com/cjFjCdroT7
— VR ZONE Portal US (@VRZONEPortalUS) 2018年9月19日
MoguraVRでは、マリオカートVRが体験できる日本各地の施設情報を紹介しています。
(参考)UploadVR