Home » 腕に巻くタイプのVR用新型コントローラー登場か


テック 2017.09.20

腕に巻くタイプのVR用新型コントローラー登場か

H2L株式会社(以下、H2L)は9月14日、同月21日から開催される東京ゲームショウに向けたティザー動画を公開しました。H2Lは2016年より、VR向けコントローラー『UnlimitedHand』を開発、販売しています。今回のティザー動画を見る限り、東京ゲームショウで新製品の発表を行うと考えられます。

筋電刺激で触覚を再現 『UnlimitedHand』

H2Lが開発してきた『Unlimited Hand』は筋電刺激で触覚を再現することで、直感的なゲーム操作を実現するVR向けコントローラーです。腕に巻いた装置に内蔵されたモーションセンサーと筋変位センサアレイによってユーザの手の動きをVRゲームに入力し、電気刺激によってユーザの手の筋肉を収縮させることでコンテンツ内の触覚を再現します。

ティザーで一瞬見えるブレスレット型のデバイス

今回のティザー動画では、一瞬ですが新型デバイスの姿が映っています。ティザー動画を紹介していきましょう。



ティザーは、主婦が台所に置かれているコップをおもむろに投げるシーンから始まります。

コップを投げた主婦はそのままワインラックからワインを一本持ち上げます。このとき、主婦の手首には新コントローラーと思われる白いブレスレット型のデバイスが確認できます。


瓶を掴んだ主婦はボールを投げるモーションに入ります。そのまま投擲するかと思いきや、

先ほどのデバイスを装着した腕に画面がカットします。背景から、先ほどの主婦とは異なる場所で撮影されていることがわかります。手首のデバイスはブレスレットの形であり、時計のような留め具が確認できます。

最後に、東京ゲームショウでの発表の予告をして終了します。この時、主婦が瓶を投げている様子が映されていることから、主婦は新型コントローラーを使い、「ワイン瓶を投げる」VR体験をしているのではないかと推測できます。

https://www.youtube.com/watch?v=cXmnvInW318

『UnlimitedHand』シリーズの新コントローラー?

H2Lは2017年には総額2億円の資金調達を実施し、『UnlimitedHand』シリーズの開発と事業展開を本格化すると発表しています。公開されたティザーに映ってるデバイスも新型コントローラーであると推測されます。また主婦の動きから、モーションコントローラーであること、また掴む動作など「指」の動きも入力可能なデバイスの可能性があります。

ティザー動画の最後にあるコメントは、H2Lは東京ゲームショウ開催初日となる21日に詳細情報を公開するとしています。H2Lのブースはは9・11ホールのVR/ARコーナーの「9-W11」ブースです。

これまで主流となっているVR用コントローラーはOculus RiftやHTC Viveなどにも採用されているハンドコントローラーです。果たしてH2Lからどのようなデバイスが登場するのでしょうか。

東京ゲームショウ

イベント名

東京ゲームショウ2017

会期

ビジネスデイ9月21日、22日 10:00 ~ 17:00
一般公開9月23日、24日 10:00 ~17:00

会場

幕張メッセ  1ー11ホール、イベントホール、国際会議場

アクセス

JR京葉線 海浜幕張駅より徒歩約5分
JR総武線・京成線 幕張本郷駅より「幕張メッセ中央」行きバスで約17分

入場料

一般(中学生以上) :1,200円 (前売券:1,000円 )
子供 (小学生以下): 無料
前売り券の購入は

コチラのページより

主催

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)

公式サイト

http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2017/

H2Lブース

9-W11

(参考) H2L 特設ページ/東京ゲームショウ2017ティザーWebページ http://h2l-tgs2017.launchrock.com/


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード