AR/VR領域の投資活動は2015年から活発に行われていました。2016年、AR/VR領域の投資金額はさらなる高値を記録しました。
2016年第1四半期、AR/VRの投資金額は10億ドル(約1,100億円)を超えました。主な原因は2月、Magic Leapが7.94億ドル(約895億円)の資金調達を行ったためです。続く2つの四半期は明らかな下落を見せています。しかし、第4四半期にまた投資は盛んとなります。
年度から見ると、2016年のAR/VR領域における投資合計は18億ドル(約2,000億円)となっており、前年より140%増、投資件数自体は170件で、前年より14%増とのこと。
Magic Leapを除き、VRシステム開発会社のMindMazeは1億ドル(約112億円)、360度動画のライブ配信プラットフォームのNextVRは8,000万ドル(約90億円)、ヘッドセットメーカーOsterhout Design Groupは5,800万ドル(約65億円)を調達しました。
四半期ごとに見ると、AR/VR投資取引件数は緩やかに上昇しており、2015年第4四半期でピーク値(51件)に達しました。2016年第4四半期、最も規模が大きいのはODGの5,800万ドル(約65億円)の資金調達、VRゲームスタジオSurviosは5,000万ドル(約56億円)を調達、中国のVRゲームメーカーNeoBearは3700万ドル(約42億円)を獲得しています。
(参考)
CB Insights:2016年AR/VR领域共获得18亿美元融资
http://news.87870.com/xinwennr-18296.html
※Mogura VR は、87870.comとパートナーシップを結んでいます。