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活用事例 2017.07.20

広い空間で複数人のVR体験 フリーロームロケーションVRが共同開発

デジタルハリウッド大学大学院は、広い空間で複数人のVR体験を同時にできるフリーロームロケーションVRに向けたコンテンツ開発を株式会社キッズプレートと共同で開発すること発表しました。

また本大学院、キッズプレート、カメラセンサーシステム「RTS」を開発する中国のレアリズ社の3社が業務提携を行い、ゲーム分野だけでなく幅広い分野での開発を目指すとのことです。

本学内は、院生室にレアリズ社の「RTS4000」を常設設置しVR開発者の育成にも取り組みます。同カメラは、200個以上のマーカーを同時に追跡することができ、マルチ管理システムによるデータ処理を最適化し、2.9msのレイテンシーまで短縮させることでVR内での同期体験を可能にしています。/

対応できる空間の大きさは、5平米から500平米以上とされており、1人から最大20人までのVR同時体験に対応しています。本カメラの利用用途として、ゲーム、医療、防災、教育、工業、展示、ロボットなど利用用途の多様性も特徴となっています。

スペックの概要

なお、2017年6月よりオープンした東京・秋葉原にある『SEGA VR AREA AKIHABARA』に設置されている『MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION』では、フリーローム体験が可能です。自分の足で歩きながら体験するウォーキング型のVRアトラクションです。Mogura VRでは、体験レポートを行っています。

(参考)
プレスリリース


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