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業界動向 2018.12.10

VRヘッドセット「Pimax 8K」一般販売は出荷待ち3ヶ月、アメリカ陸軍がARヘッドセット10万台を導入 – 週間振り返りVR/AR/MRニュース

平成最後の12月が始まりました。12月第1週は高解像度・広視野角の新型VRヘッドセットPimax 8K」の一般販売開始が報じられました。本ヘッドセットはクラウドファンディングで大規模な資金調達に成功し注目を集めましたが、現在出荷まで3ヶ月待ちとなっていることも報じられています。

また、アメリカ陸軍がマイクロソフトとARヘッドセットの納入契約を行った旨も発表され、本格的なARの軍事方面での利用が開始したことを強く示唆しています。導入されるデバイスはマイクロソフトの「HoloLens」。およそ10万台が納入予定とされています。

本記事では、先週Mogura VRで掲載したニュースから注目記事をピックアップ。VR/AR/MRの「いま」を、皆さんにギュッと縮めてお届けします。

8KのVRヘッドセットPimax 8K、一般販売開始 出荷待ち約3ヶ月

中国のスタートアップPimaxは、PC向けハイエンドVRヘッドセットPimax 8K、Pimax 5K Plus、Pimax 5K Business Edition (BE)の一般販売を開始しました。Pimax 8K、Pimax 5K、Pimax 5K BEは、2018年10月から予約受付が開始されており、一般販売は約3ヶ月の出荷待ちとなっています。

Pimax 8Kは、Kickstarterにおけるクラウドファンディングで420万(約4.6億円)の調達で大きな話題となりました。本ヘッドセットの発送は、Kickstarter出資者、予約者、一般注文者の優先順位で行われます。Kickstarter出資者分の出荷は2018年9月からスタートしており、2019年1月中旬から2月中旬にかけての発送完了が予定されています。一方、予約注文分の発送開始時期は確定していませんが、公開されたグラフの記述より、1月半ばから下旬にかけてスタートすると推測されます。

米陸軍、HoloLens10万台を導入予定 実戦と訓練両方での使用へ

マイクロソフトは、アメリカ合衆国陸軍とARヘッドセットの納入契約を締結したことが明らかになりました。契約は「10万台のARヘッドセット『HoloLens』を納入する」というもの。契約金は4億8千万ドル(約540億円)です。米陸軍は本格的にHoloLensを実戦と訓練両方に大型投入する狙いがあるものと思われます。

約65万円の網膜投影ARグラスはどの程度売れたのか?担当者に訊いてみた

2018年8月、市販品としては初となる網膜投影型のARグラス「RETISSA Display」の予約販売が開始されまた。価格は約65万円。法人向けと合わせてアスキーストアでのオンライン販売、また10月末からは30ヶ所で眼鏡店での店頭予約受け付け、デモ機展示が始まっています。

今回、Mogura VR編集部はこの「RETISSA Display」の開発を行う、富士通x東大の産学連携からのスピンアウトベンチャーQDレーザの担当者にインタビュー。その反響や売れ行き、同社のテクノロジーの今後などについて取材しました。

ネット流行語大賞2018、得票数一位は「バーチャルYouTuber/VTuber」に!

ニュースサイト「ガジェット通信」は、ネットメディア「ねとらぼ」との共同企画、「ガジェット通信 ネット流行語大賞2018 ねとらぼといっしょ!」の結果を発表しました。同企画では、2018年の金賞(グランプリ)として「バーチャルYouTuber/VTuber」が選ばれています。


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