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VRを通して絶滅危惧種を守る、動物研究に活用

準絶滅危惧種にもなっている動物、ジャガー。この動物をVRで研究できるようにする計画が、オーストラリアの統計学者らのチームによって進んでいます。

このVRプログラムはペルーの自然保護団体であるthe Lupunaluz Foundationも参加、ジャガー達が安全に行き来するための“回廊”を作るサポートを行うとのこと。回廊は国立公園と保護地域を結び、ペルー本土を横断する見通しです。

ジャガーはアマゾン一帯の生態系において、重要な役割を果たす動物です。かつては40万頭以上のジャガーが生息していましたが、今ではわずか数万頭にまで数を減らし、IUCNレッドリストでは準絶滅危惧種に指定されています。1960年代から1970年代にかけて毎年1万8千頭のジャガーが殺されました――牧場主たちは、家畜をジャガーから守ろうとしたのです。

ジャガー絶滅をVRで救う

VR制作チームは1か月にわたり、360度カメラとドローンを活用し探索データと映像を取集、ジャガーの生息地を詳細にVRで再構築しました。研究者はVRデバイスを用いることで再構築したVRジャングルを探索でき、現実のジャガーの生活環境を荒らすことなく、ジャガーがどのような場所で暮らしているかを知り、研究に役立てることができます。

チームを率いるケリー・メンゲルセン教授は「VRを活用しジャガーの回廊を把握することができれば、政府によって保護区域に指定され、ジャガーが守られることになる」とコメントしています。

同チームは“ジャガーの回廊”の他にも、VRを活用した研究プログラムとして、インドネシアのオランウータンや南アフリカのチーター、オーストラリアではコアラの回廊のデータを収集。“バーチャル・グレート・バリアリーフ”を作ろうと取り組んでいます。

(参考)COSMOS


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