中国の大手スマートフォンメーカーVivoは、新型XRデバイス「Vivo Vision」を発表しました。詳細な情報は2025年半ばに公開される予定です。
「Vivo Vision」は、中国・海南省で開催されたBoao Forum for Asiaで披露されました。3月現在、ディスプレイ解像度やバッテリー容量、重量といったスペック情報は公開されていませんが、画像からは本体デザインやストラップの形状、外付けバッテリーといった部分に、アップルの空間コンピューター「Apple Vision Pro」の影響を受けていることが確認できます。
現時点では「Vivo Vision」のディスプレイ解像度やバッテリー容量、重量といったスペック情報は公開されていませんが、Vivoによれば「VMR技術を探求するにあたって、重要なマイルストーン」になると説明しています。
中国では、「Apple Vision Pro」の影響を受けたと思われるデバイスの開発が、他の企業でも行われています。中国企業Play For Dreamは2024年MR/VRヘッドセット「Play For Dream MR」を発表。同デバイスは、パンケーキレンズを搭載し、Meta Quest 3のような薄型化を実現。ディスプレイはOLED(有機EL)で解像度は3,840×3,552、リフレッシュレートは最大90Hzです。FOV(視野角)は103度でアイトラッキング(視線追跡)も可能です。
(参考)Road to VR
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