中国企業Play For Dreamが、MR/VRヘッドセット「Play For Dream MR」に関連するクラウドファンディングをKickstarterで開始しました。調達(見通し)資金は、ヘッドセットのグローバル展開に使用される計画です。
「Play For Dream MR」は、パンケーキレンズを搭載し、Meta Quest 3のような薄型化を実現。ディスプレイはOLED(有機EL)で解像度は3,840×3,552、リフレッシュレートは最大90Hzです。FOV(視野角)は103度でアイトラッキング(視線追跡)も可能。同機能を使ったIPD(瞳孔間距離)の調整機能も備えているそうです。
6月に初披露された際、中国では“近日中に”リリースされると告知され、10月にシンガポールやタイなどのアジア圏で展開し、日本では2025年に発売予定であることが予告されていました。
クラウドファンディングの早期支援者は「Play For Dream MR」の512GBモデルを、1,299ドルで購入できます(通常価格は約2,000ドル)。同ヘッドセットは、“世界向け”には2024年末より出荷を開始予定。Play For Dreamは、2025年の初頭までに(注文分の)発送を完了できると説明しています。
(画像出典:Geek Culture)
海外メディアUploadVRは、今回のクラウドファンディングは「マーケティング要素」と、海外向けの販売チャンネルの確保という要素が強いと指摘しています。クラウドファンディング自体は10月20日に終了予定。目標金額は約5,000ドル(約71万円)ですが、現時点で支援額はすでに、2,100万円に達しています。
(参考)UploadVR
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