HTC NIPPON株式会社(以下HTC)は、VRヘッドセット「Vive Pro」の追加保証やサービスを提供する「Vive Pro/Vive Pro HMD⽤アドバンテージパック」の国内販売を8月3日に開始します。法⼈のみを対象としており、希望⼩売価格は20,750円(税抜)です。
アドバンテージパックにはアクティベーションコードが1つ封⼊されており、専⽤webサイトで⼿持ちのVive Pro一式、またはVive Pro HMD(アップグレード キット)1台を登録することで、法⼈ユーザー向けの追加保証とサービスが適⽤されます。
アドバンテージパックを利用することで、デバイス管理システムやSteamVRのダウンロードといったソフトウェアサポートや商用利用時の保証期間内無償修理サポート、故障時送料負担の着払い可などのサービスが受けられます。
ソフトウェアサポートの「デバイス管理システム」「SteamVRダウンロード」については、“企業内のセキュリティポリシーなどの関係で、Steamに常時接続できない場合でも利用できるSteamVRの配布”や、“どのデバイスでどのバージョンのSteamVRが動作しているのか”を管理・確認できるツールの提供を行います。これにより、さらに幅広い企業や運用形態でのスムーズなVive Proの利活用が見込めます。
HTC Viveの上位機種Vive Pro
Vive Proは、2016年に発売されたPC向けのVRヘッドセットHTC Viveの上位機種です。解像度2880×1600(両眼換算)の有機ELパネルを搭載、3K相当の解像度を誇るほか、ヘッドホンの音質や装着時の快適性が向上しています。まさに上位機種と呼ぶにふさわしいモデルに仕上がっています。
Vive Proは2018年1月のCESにて発表され、4月6日にはヘッドセット単体のアップグレードキットが発売しました。Vive Proを使うには、HTC Viveと同じく、コントローラーや位置をトラッキングするための「ベースステーション」と呼ばれる機器が必要となります。
この次世代規格「ベースステーション2.0」対応のコントローラーやベースステーションが含まれる同梱版は、今年4月に発売されました。HTC Vive公式サイトほか国内正規販売店で162,880円(税抜)にて販売中です。
今回発表されたアドバンテージパックの希望⼩売価格は20,750円(税抜)。こちらも国内正規販売店での販売を予定しています。
Vive Proのスペックや活用事例についてはこちらの記事も参照ください。
https://www.moguravr.com/vive-pro/
https://www.moguravr.com/vive-pro-5/