HTCは4月23日、新型のVRヘッドセット「Vive Pro」同梱版の国内販売を開始しました。Vive Proは、2016年に発売されたPC向けのVRヘッドセットHTC Viveの上位機種です。
先行してヘッドセット単体での「アップグレードキット」が発売されていましたが、今回はコントローラー等を含む一式が同梱されたバージョンとなります。価格は162,880円(税抜)、発売日は4月23日(月)です。HTC Vive公式サイトほか国内正規販売店で発売されます。
HTC Viveの上位機種Vive Pro
Vive Proは、PC向けのVRヘッドセットです。解像度2880×1600(両眼換算)の有機ELパネルを搭載、3K相当の解像度を誇るほか、ヘッドホンの音質や装着時の快適性が向上しています。まさに上位機種と呼ぶにふさわしいモデルに仕上がっています。
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ディスプレイ |
デュアルAMOLED 3.5インチ(対角) |
解像度 |
片目あたり1440 x 1600ピクセル |
リフレッシュレート |
90Hz |
視野角 |
110度 |
オーディオ |
・ハイレゾ対応ヘッドセット |
入力 |
内蔵マイク |
接続 |
・USB-C 3.0 |
センサー |
・SteamVRトラッキング |
その他 |
・調整可能な IPD |
周辺機器はSteamVR 2.0に対応
Vive Proは2018年1月のCESにて発表され、4月6日にはヘッドセット単体のアップグレードキットが発売ました。しかしVive Proを使うには、HTC Viveと同じく、コントローラーや位置をトラッキングするための「ベースステーション」と呼ばれる機器が必要となります。
これらの機器は、HTC ViveやVive Proを動作させる基礎となるSteamVRの規格に準拠しています。その次世代規格が発表はされていましたが、対応した周辺機器の発売はおあずけとなっていました。
今回の同梱版には、いよいよ次世代規格「ベースステーション2.0」対応のコントローラーやベースステーションが含まれます。
ベースステーション2.0では、これまで最大3m×4mとされていたプレイ範囲が6m×6mへと拡大しています。今後単品で発売されるベースステーションの台数をさらに増やすことで、最大10m×10mに拡張可能です。
HTC ViveやVive Proなど各種機種とベースステーション2.0の対応関係は以下の通りです。
今回発表された周辺機器同梱となるパッケージ版の国内販売価格は162,880円(税抜)です。法人向けのアドバンテージパックの発売も予定しているとのこと。
Vive Proの同梱版はHTC Vive公式サイトほか国内正規販売店で発売されます。
同梱物一覧
・VIVE Pro ヘッドセット
– ヘッドセット本体
– 専用ケーブル付属(装着済み)
・ベースステーション 2.0(ルームスケール2.0対応)
– ベースステーション2.0 本体 × 2台
– ベースステーション2.0 専用電源アダプタ × 2台
– マウントキット × 2基
・リンクボックス
– リンクボックス本体
– USB 3.0ケーブル
– DisplayPort ケーブル
– リンクボックス専用電源アダプタ
– リンクボックス固定用パッド
・コントローラー
– VIVE Pro コントローラー本体 × 2台
– ストラップ × 2本(装着済み)
– Micro USBケーブル × 2本
– 充電用電源アダプタ × 2個
・その他
– クリーニングクロス
– イヤホン接続口用キャップ × 2個
– 取扱説明書
– 保証書(購入日から2年間)