クラスター株式会社と近鉄不動産は、メタバース空間「バーチャル志摩グリーンアドベンチャー」を展開しています。メタバースを使った実証実験として、コンテンツを追加して更新を続けています。
「バーチャル志摩グリーンアドベンチャー」は、2024年7月に開業予定の実際の施設「志摩グリーンアドベンチャー」に先駆けて2024年3月にオープンしたメタバースです。「バーチャルジップダイブ」や「バーチャルクライミングタワー」といったアトラクションが楽しめます。今回、実証実験として追加される「バーチャルレーザーバトル」はサバイバルゲームをテーマとした3つ目のアトラクションとなります。
今回発表された「バーチャルレーザーバトル」では、バーチャル志摩グリーンアドベンチャーを乗っ取った「Vウイルス」を倒すというオリジナルストーリーが展開。構築されたバーチャル空間には、実際のバーチャル志摩グリーンアドベンチャー施設に存在する「レーザーバトル」フィールドが忠実に再現され、メタバースならではの演出も加えられています。
最大4名のプレイまで対応しており、ミッションは5段階のレベルまで用意されています。レベルが上がるごとに敵キャラクターの種類や攻撃方法、出現数が変化し、より高度な戦略性が必要となる設定です。
またゲームをクリアすると、実際の志摩グリーンアドベンチャーの入場無料券やメタバース内でアバターに使えるアクセサリーが当たるガチャガチャを引くことができます。これにより、リアルとバーチャルの双方向の送客効果も期待されています。
本実証実験では、参加者同士が会話しながらチームの戦略を立てるというサバイバルゲームの特徴と、時間や場所を問わず参加できるというメタバースの特徴を組み合わせることで、ユーザー間の双方向コミュニケーションの促進を目指します。近鉄不動産とクラスターは、2023年3月にオープンした「バーチャルあべのハルカス」でのべ1,300万人以上の来場実績があり、今回の実験を通じてコミュニティ形成の支援や体験価値向上のノウハウを蓄積していく方針です。
「バーチャルレーザーバトル」は、PCやスマートフォンからメタバースプラットフォーム「cluster」のアプリケーションを通じて利用できます。なお、利用には無料のアカウント登録が必要。ログイン後に専用のワールドURLにアクセスできます。
「バーチャル志摩グリーンアドベンチャー」のワールドURLはこちら。
https://cluster.mu/w/3802e09b-add3-4e74-8851-4dc41687912e
なお「バーチャルレーザーバトル」のワールドは11月29日にオープン予定となっています。
(参考)プレスリリース