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ゲーム・アプリ 2021.05.30

「Virtual Desktop」がアップデート、フェイスブックの新技術に対応し遅延短縮

リモートデスクトップのような形で、VRヘッドセットからPCを操作できる「Virtual Desktop」がアップデートされました。今回はフェイスブックの“フェイズシンク(Phase Sync)技術に対応、ベータ版ではあるものの、描画遅延を短縮しています。

「Phase Sync」は、フレームタイミングの管理を行うことで、遅延短縮を実現する技術です。「Virtual Desktop」の開発者であるGuy Godin氏は、「Phase Sync」対応によって「レイテンシの短縮に加えて、デスクトップとPCVRストリーミングのため、より良い予測(prediction)を提供する」と説明しています。

本アプリのベータ版アップデートは、Oculus Storeの場合、商品ページの中段に存在する“バージョンとリリースノート”をBETAに切り替えることで入手可能。ベータ版を使うためには、PC側に導入する、ストリーミングアプリもベータ版にしておく必要があります(ダウンロード)。

なお現時点では、「Phase Sync」対応はテスト段階。Godin氏は、問題などが生じてない限り、基本的には正式版を使用することを推奨しています。

(参考)UploadVR


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