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ゲーム・アプリ 2020.11.19

VR休暇体験ゲーム「Vacation Simulator」がハンドトラッキングに対応

Oculus Quest / Quest2版の「Vacation Simulator」にハンドトラッキング操作を追加する最新アップデートが実施されました。これに併せてその一部を紹介する、短めの映像もYouTubeにて公開されています。

今回のアップデートにより、コントローラではなく手を直接用いてエリアの探索、ロボットたちとのコミュニケーションが楽しめるようになりました。

Owlchemy Labの公式ブログによれば、当初はハンドトラッキングの操作で何が機能し、何が機能しないのかを確かめる研究開発プロジェクトとして始まった模様で、当初は主要なシステムに大規模な変更を加える必要が生じることから、実装は困難と見ていたとのこと。

しかしながら、開発チームは巧妙な解決策を導き出したことによって、今回の実装へと結びつけたようです。

Owlchemy Labいわく、「Vacation Simulator」のハンドトラッキング操作は掴んだり、引っ張ったり、投げたりなどの多彩な操作を手でいとも簡単に行え、楽しめるのが最大の見どころとのこと。

ハンドトラッキングの開発は黎明期にあり、改善と革新の余地があるものの、技術の限界に挑戦し、現在可能なことの限界を示したものに仕上がったようで、この新しい遊び方を楽しんでいただけることを願っているとブログに書いています。

「Vacation Simulator」はロボットの台頭により、人類が休暇の過ごし方を忘れてしまうほど衰退してしまった2050年の未来を舞台に、休暇体験(?)に勤しむVRコミュニケーションゲーム。突飛でジョークとユーモアに溢れた世界観、彩り豊かなビジュアルで好評を博しているタイトルです。言語も日本語のみならず、2進数表示にも対応しています。

2020年10月には前作「Job Simulator」とのセットでOculus Quest2対応アップデートも実施。解像度向上によるビジュアルの改善のほか、フレームレートも90fpsに対応し、より快適に遊べるようになりました。

(参考)Owlchemy Lab公式ブログVRFocus


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