Ubisoft、未発表の大作VRゲーム開発に向けて人材募集中

「アサシンクリード」シリーズなどで知られる大手ゲームスタジオのUbisoft（ユービーアイソフト）（以下Ubi）が、VRゲーム開発のための求人募集を開始しました。同社の求人ページによれば、今回の募集は、未発表の大作（AAA）VRゲームの開発に携わる人員募集が目的です。

Oculus独占コンテンツを開発中

Ubisoftは2016年の「Eagle Flight」をはじめ、以前からVRゲーム開発を行っている企業です。直近では主要プラットフォーム向けに2019年3月にVRシューティング「Space Junkies」を発売。5月には、「アサシンクリード」を題材としたVR脱出ゲーム「Beyond Medusa’s Gate」もリリースしています。

2019年7月には、米メディアThe Infomationが、UbisoftとフェイスブックがOculus独占の新作VRゲーム開発に関する契約を結んだと発表しました。現在、同社が開発中のコンテンツの詳細は不明ですが、「アサシンクリード」シリーズと「スプリンターセル」シリーズの新作であるとのこと。

ドイツの開発スタジオに合流か

今回Ubisoftが掲載したVR関連の求人では、採用時の勤務地がドイツ・デュッセルドルフと指定されています。デュッセルドルフには同社の開発スタジオ「Ubisoft Blue Byte」が存在することから、採用者はこのスタジオで業務を行うことになると思われます。なお米メディアVRFocusによれば、求人総数は50人とのこと。

Ubisoft Blue Byteは、これまで都市建築シミュレーションゲーム「Anno」や人気FPS（ファーストパーソンシューター）「レインボーシックスシージ」などリリースしてきたスタジオです。先述の「Beyond Medusa’s Gate」も同スタジオが開発を担当しました。