VRを使うと、まだ行ったことのない場所でも、その場にいるかのようにその視点をリアルに体験することができます。この特徴を利用して、旅行代理店などでVRを使い、顧客が旅先をイメージするのを手助けするといった活用方法が出ています。
旅行券やホテルの検索・料金比較を行うオンラインサービスのKayak(カヤック)は、VRを使って旅先を案内するアプリをリリースしました。
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リアルな映像と音で旅先を確認
「Kayak VR」は、現在プロトタイプ版がグーグルのプラットフォームDaydream向けに公開されています。このアプリでは、世界の名勝地を、まるでその場にいるかのように体験することができます。視覚だけでなく、音の効果からも現地をリアルに体感。Kayakの現地情報と合わせることで自分にとって最適な旅先を選ぶことが可能、としています。
現在アプリが提供するのは、イタリアのヴェネツィア、ネパールのカトマンドゥの2都市のVRコンテンツです。360度空間を好きなように歩いて景色を眺め、自分の位置に合わせて音の聴こえ方も変わる立体音響で没入感は高まります。またKayakのナレーションが都市の見どころやホテルについて案内し、情報を得ることができます。
「Kayak VR」には今後、他の都市も追加される予定です。アプリはGoogle Play(Daydream対応端末のみDL可能)にて無料でダウンロードできます。
自宅に居ながら旅先を体験できるコンテンツやサービスは、こちらの記事でも紹介しています。
(参考)VRFocus
Mogura VRはVRFocusのパートナーメディアです。