愛知県豊田市とクラスター株式会社は、トヨタ自動車のモータースポーツ部門であるTOYOTA GAZOO Racing(TGR)の協力のもと、「次世代メタバース街づくりプロジェクト」を開始しました。
このプロジェクトは、メタバースを活用し、市民、特に若年層が主体的に街づくりへ関われる仕組みを構築するものです。TGRの持つモータースポーツの知見と情熱を組み合わせ、学びや交流が生まれる「生きたデジタル空間」の実現を目指します。単なるデジタルツインにとどまらず、リアルとバーチャルが融合した新しい地域活性化モデルを志向しています。
第一弾として、「バーチャル豊田スタジアム」でのレース体験が公開されます。開始日は令和7年11月1日(金)の午前10時で、当面の間利用が可能です。クラスターとTGRが共同開発したメタバースゲーム「爆創クラブ」と、豊田市が展開する「メタバースとよた」を連携させ、精密に再現されたバーチャル豊田スタジアムを舞台にレースを体験できます。自宅や学校からアクセスでき、モータースポーツをより身近に感じられる場となります。
第二弾では、愛知県立豊田西高等学校の生徒を対象に、モータースポーツをテーマにした街づくりの特別プログラムを実施します。生徒たちはメタバース上で理想の街を構想し、その中にモータースポーツ体験を組み込みます。街のにぎわいと安全性の両立を考えながら、未来の都市像を検討します。
このプログラムでは、TGRがラリーコース設計や車両性能に関する知見を提供し、クラスターは3D都市モデルの活用法や体験設計を助言。豊田市は都市設計や公共空間での人の流れ、安全性に関する行政の視点を共有します。実施期間は令和7年11月から12月のうち5日間で、実践的な体験を通して現実の街づくりに通じる理解を深めます。
今後も本プロジェクトは豊田市とクラスターを中心に、地域や教育機関、企業と連携しながら開発を進める計画です。行政、教育、モータースポーツが一体となった新しいデジタル街づくりモデルを構築していく方針です。
参考
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