7月21日、印刷大手凸版印刷とVRデバイス「ハコスコ」を開発・販売するハコスコ社は、VR事業で業務提携を行うことを発表しました。今後、簡易型のVRデバイスの普及や、専用コンテンツの提供に取り組むとしています。
凸版印刷は2015年4月より、スマートフォンを用いて直感的な操作で仮想体験を実現する販促向けソリューション「VRscope」を開発。専用ビューアの制作に加え、高精細CG技術を活用したコンテンツの企画・制作から配信までワンストップで提供するサービスを展開しています。
一方、ハコスコ社は、2014年7月より、ダンボール製のVRビューアとスマートフォンを使って、手軽にVR体験ができるスマホVRサービス「ハコスコ」の提供を開始。また撮影した動画を共有したり、共有された動画を楽しむことができる360度パノラマ動画の共有サービス「ハコスコストア」を展開しています。つい先日、おりたためるタイプのデバイスを発売したばかりです。
ハコスコは市販されているだけでなく、不動産会社等のプロモーションやイベントでの展示にも活用されています。
両社の提携により、日本発のVRデバイスであるハコスコのハードウェアとしての展開だけでなく、より楽しめるコンテンツの拡充にも期待したいところです。
(参考)
凸版印刷公式サイト
http://www.toppan.co.jp/
ハコスコ公式サイト
http://hacosco.com/