Googleは、VRイラストレーションアプリ「Tilt Brush」をVRデバイス「Oculus Quest」にリリースすることを明かしました。リリース時期は2019年春を予定しています。
Googleが開発した「Tilt Brush」は、さまざまなペンツールで空中に絵を描き、鑑賞することができるVRイラストレーションアプリです。両手に持ったコントローラーがパレットと筆になり、さまざまな色やブラシで絵をVR空間上で自由に描くことが可能です。
これまでに「遊☆戯☆王(遊戯王)」などで知られる漫画家の高橋和希さんがTilt Brushで描いた絵を披露するなど、VRイラストアプリとして多くのクリエイターから注目を集めました。
ケーブルレスの一体型VRヘッドセットでリリース
今回Tilt Brushのリリースが発表されたOculus Questは、Oculus(Facebook)が2019年春に発売を予定している一体型VRヘッドセットです。これまでTilt BrushがリリースされたOculus RiftやHTC Viveとの違いとして、「PCとケーブルで繋ぐ必要がない」という大きなメリットがあることから、空間に絵を描く「Tilt Brush」にとっては非常に嬉しいニュースとなりそうです。
Tilt Brushの紹介記事はこちらから。
(参考)Road to VR、UploadVR
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