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VRお絵かきアプリ『Tilt Brush』とは?使い方・購入方法も紹介

空間の制限なく、想像力を働かせて自由に絵を描く。そんな夢のようなお絵かきを実現するのが『Tilt Brush』。Googleが開発したVRイラストレーションアプリです。

「VRでお絵かき」というと少し難しそうですが、百聞は一見にしかず、まずは下記の動画をご覧いただくのが早いでしょう。「どんなふうに使うのか?どんな絵がかけるのか?」ということのイメージを把握できると思います。

https://www.youtube.com/watch?v=91J8pLHdDB0

目次

1.『Tilt Brush』でどんな絵が描ける?
2.あの有名人も使っている!
3.どのVRデバイスを使えばいいの?
4.実際に使ってみよう!
5.購入方法
6.必要なPCスペック
7.実際に体験できるイベントも

1.『Tilt Brush』でどんな絵が描ける?

『Tilt Brush』では普通のお絵かきとは違い、空中にさまざまなペンツールで絵を描いたり、その絵の周りを360度ぐるりと回って見てみたり、たくさんのエフェクトを空中に散らしたり……と、「絵を描く」といえば平面の紙やPCのデジタル画面上で描くことを想像しますが、そういった制約なしにとても自由にお絵かきができます。もちろん3D的な作品を描くことも可能です。
 

実際の作例はGoogleの運営するwebギャラリー「Tilt Brush Sketches」で見ることができます。シンプルにイラストを描いたものから、VR内で光ったり動いたりするものまで、幅広い作品が投稿されています。

2.あの有名人も使っている!

『Tilt Brush』のような3Dお絵描きアプリは、日本でも有名な作家が複数名使用しています。たとえば遊戯王の原作者・高橋和希氏がVRイラストを描いてInstagramにアップしていたり、国内外のテレビ放送で、芸人・漫画家など著名人がVRお絵かきに挑戦するなどの企画でたびたび取り上げられています。注目のVRツール、と言っても過言ではないですね!

(参考記事)
『遊戯王』作者が「VRお絵かき」を披露 その内容とは…!?

麒麟・川島、漫画家ひうらさとるが「VRお絵かきソフト」に挑戦! テレビ朝日で放送

スカーレット・ヨハンソン、TV番組でVRアートツール『Tilt Brush』を使ったお絵描きバトルに挑戦

また現在では『Tilt Brush』を使いこなすアーティストも登場。VRアーティストのせきぐちあいみさんはこれまで、SNS上やYoutubeにて制作した作品をアップロードしたり、VRアートの個展などを開催していました。下記にて一部、その作品を紹介します。


せきぐちあいみさん

VRで描かれる美しい日本庭園。流れ落ちていく水にも風情を感じますね。


「画竜点睛」をVRで体現!掛け軸から飛び出す竜の迫力に目を引かれます。制作風景も見ることができるので興味深いです。


日本の「春画」もVRで再現すればこんな風に。

せきぐちさんの作品は、他にも下記Youtubeで見ることができます、こちらもぜひご参考ください!

https://www.youtube.com/watch?v=rDHoD0CAM0g

3.どのVRデバイスを使えばいいの?

さて、そんな魅力的なVRお絵かきができる『Tilt Brush』ですが、実際に使うにはどうすればいいでしょう?

このツールを使用できるVRデバイスは、FaceBook傘下のVR企業Oculus社の「Oculus Rift」と台湾HTC社の「HTC Vive」のふたつ。どちらも頭に装着するVRHMD(ヘッドマウントディスプレイ)。双方とも上記リンクから公式ストアで購入が可能です。

2017年7月中は体験イベントも行われているので「いきなりVRデバイスを買うのはちょっと……」という人は、まずはこの記事の末尾にある体験イベントをチェックしてみましょう! もちろんそれ以外にも、今後イベントが開かれるかもしれません。

気になる価格ですが、7月中旬現在では、Oculus Riftは専用コントローラーである「Touch」がついて50,000円(税別)。サマーセール期間中ということで従来よりぐっと価格が安くなっています。

他方HTC Viveは98,000円(税別)となっていますが、こちらはコントローラーが付属、他にもVR空間内を自由に歩き回れるように設定できる等、Oculus Riftとは少々内容が異なっています。

『Tilt Brush』は、どちらのデバイスを使用する場合でも、基本的にコントローラーが必要です。

(参考記事)
・Oculus Touchセットアップ&設定完全ガイド

4.実際に使ってみよう!


気になる『Tilt Brush』の操作方法ですが、Oculus RiftとHTC Viveでの違いはそれほどありません。Oculus Riftでは片方のコントローラーのスティックを倒し、ブラシの種類や使う色といったメニューを切り替えます。(筆者は右利きなので、左手側のコントローラーをメニューに、右手側のコントローラーを照準にしています)

そして、もう片方のコントローラーからは照準としてレーザーのようなものが出るので、それを使いたいツールやコマンド等に合わせ、トリガーを引くと選択できます。

HTC Viveの場合、メニュー選択の際は片方のコントローラーのパッドをスライドさせ、ツールやブラシ、色といったメニューを切り替えます。選択の操作はOculus同様、メニューではない側のコントローラーを照準として操作することになります。

ブラシや色を選択したあとは、メニューではない側のコントローラーのトリガーを引きつつ動かすことで、線を引いたりエフェクトを配置したりできます。

20170719111055_1.jpg

実際にブラシで線やエフェクトを引いたり置いたりしてみたところ、かなりスムーズに配置できます。ぐるりと眺めてみるとキラキラしていて綺麗……。

参考までに、「すべて同じ色で、ブラシだけを変更して線を引いた結果」がこちらです。スプレー缶のようなやオーソドックスな油絵風のブラシもあれば、電力やパルスのようなものを想起されるもの、泡を発生させるもの、ネオンのようなもの……と多種多様。他にもまだまだブラシはあるので、これだけあれば望む通りの絵が描けそうです。

 

実際に線やオブジェクトを置いてみた図がこちら。やはり、この「自分の周囲360度すべてに、自由に線やエフェクトを描ける」ことが最大の魅力と言えるでしょう。

絵心がない筆者の場合、ひたすら青白い雪や光のエフェクトをばら撒き続けたせいでホタルイカの群れに完全包囲されたような見た目になったり、色数が多すぎるせいで描画のバグったネオン街に紛れ込んだような構図になったりしましたが、これはこれで楽しいものです。自由に空間に絵を描くなんて経験は、現実ではそうそうできません。

イラストを描く基礎力がなくても「なんか自分の描いたり置いたりしたオブジェクトがふわふわ浮いてるぞ! 光ってるぞ! 動いてるぞ!!」というだけで嬉しくなってしまいますね。

5.購入方法

Oculus Riftで『Tilt Brush』を使用する場合は、Oculusの公式ストアから購入します。Facebookでのログイン、または新規のアカウント登録が必要になります。

一方、HTC Viveを使用する場合はゲーム・動画等のダウンロードプラットフォームであるSteamで購入することになります。以下のリンクから『Tilt Brush』のページに飛ぶことができます。こちらで購入する場合は、Steamの会員登録が必要になります。

Oculus RiftでもSteamで購入した『Tilt Brush』を使うことができますが、その場合は少し特別な手順が必要になりますので、ご注意ください。

(参考記事)
・Oculus Rift製品版でSteamVRを使えるようにする方法

6.必要なPCスペック

Oculus RiftとHTC Viveは、どちらもPCに繋いで使用します。VR空間は全面的に3Dとなるため、ソフトによってはなかなかの性能を要求されることも。

気になる『Tilt Brush』の推奨スペックは以下の通りです。また、OSはWindowsのみに対応していることにご注意を。

OS

 Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10

CPU

CPU: Intel i5-4590、またはAMD FX 8350 以上

グラフィックス

Nvidia GeForce GTX 970またはAMD Radeon R9 290 以上

メモリ

4GB RAM

容量

1GB以上の空きが必要

7.実際に体験できるイベントも

また、2017年7月1日から30日まで、東京・秋葉原にある「秋葉原製作所・秋葉原集会所」では『Tilt Brush』の体験イベントを行っています。「いきなりVRHMDを買うのはちょっとハードルが高いかな……」という方は、こちらに足を運べば手軽に体験ができますね。

(参考記事・イベントの詳細アリ)
・VRお絵かきツール『Tilt Brush』で3Dお絵かきを無料体験
※各店舗の滞在時間料金は発生しますので、ご注意ください

いかがでしょうか?VRでお絵かきができるツールには、ほかにもOculus Riftの『Quill』(Oculus社製)、またVRで3D造形ができるツールには、世界的なアーティストらも使用した『Medium』などがあります。こちらもMogura VRで紹介しているので、気になった方はぜひチェックしてみてください!

(参考記事)
Oculus Story Studio、VRで手描きイラストを描けるツールを使ったアニメーション作品を発表
Oculus、VRペイントツール「Quill」チュートリアル動画を公開
VRで物を造る 『Medium』で発揮される新たな創造性

この記事を書いた人

水原由紀

あちらとこちらを往復する。某ゲーム系の制作会社でプランナー・進行管理・その他もろもろを経てMoguraに合流。現在は記事執筆や編集、取材などを担当。デジタルゲームやVR/AR/MRにおける物語体験や、フィクション/プレゼンスのありかたに興味。ゲーミングコミュニティ「ポ」の管理者のひとり、という側面も。 Twitter:@mizuharayuki

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