動画プラットフォーム「TikTok」で、生成AIを活用した広告向けソリューション「Symphony」が発表されました。その中で、AIを活用したアバターシステム「Symphony Avatars」の展開が告知されています。
今回発表された「Symphony Avatars」は、広告業界やクリエイターによる使用が想定されており、各アバターを動画に出演させることができます。30種類以上の“言語吹き替え”にも対応しているとのこと。
アバターには「ストックアバター」と、制作側がカスタマイズできる「カスタムアバター」という2つのカテゴリーが用意されています。「ストックアバター」は、俳優をベースに生成されたアバターで(デフォルトで)商用利用が可能です。クリエイターが簡単にアクセスし「コンテンツに人間味を加えられる」とTikTokは説明しています。「カスタムアバター」は、制作側が自由にカスタマイズできるアバターで、より展開したいコンテンツに合わせた3Dモデルを設定できます。
「TikTok」は、「カスタムアバター」を使ったサンプル動画を公開中。映像では、非常にリアルな女性が「Symphony Avatars」を紹介する様子を見ることができます。
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「Symphony」は、「TikTok World – 2024」で披露されたソリューション。「Symphony Creative Studio」を使用すると、素材やURLをインポートするだけで動画を生成可能。ナレーションの吹き替えやプロモーション用のアバターの“埋め込み”なども行えます。また、広告向けのバーチャルアシスタント「Creative Assistant」が「Symphony Assistant」に移行します。
(参考)TikTok