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テック 2017.08.27

物理的には存在しない犬と遊ぶ iPhoneのAR機能活用

iOSに2017年秋から搭載されるAR機能。世界中の開発者により、様々なアプリが開発されています。今回は、犬といつでもどこでも遊べるARサンプル『The AR Doggo』の動画が公開されました。

動画では、犬に顔(スマートフォン)を近づけ、撫でるような動作をして、足元の木の枝を拾って投げると、走って拾いにいっている様子が見られます。さらに咥えてもどってきたところを撫でると、仰向けに寝転がります。

この『The AR Doggo』は元々VR用に開発がされており、『RoVR』のプロジェクトの一環として開発されています。『RoVR』は、餌付けや散歩など、犬と一緒に時間を過ごすことができ、バーチャルな犬でも実際の犬と同じような感覚にで飼うことのできるアプリです。

開発チームであるRidgeline Labsは、VRヘッドセットを持っていない人でもプレイができるようにと、iPhoneでのリリースを計画し、今回のデモを作成した、とのことです。

次世代のペットゲームへ


VRを使い犬と触れ合うことで、心温まる繋がりを持たせることを目標に開発しているRidgeline Labsは、『ニンテンドックス』や『たまごっち』といったペットゲームの新しい形として、『RoVR』を開発しています。

『RoVR』は現在Kickstarterで資金を募集中。目標金額は3万ドルですが、17万ドルが集まった場合、iPhone用のAR版『RoVR』を制作するとのことです。

(参考)
Ridgeline Labs 公式サイト(英語)
http://ridgelinelabs.com/

RoVR – Your New Virtual Best Friend!/Kickstarter(英語)
https://www.kickstarter.com/projects/1510595532/rovr-your-new-virtual-best-friend

RoVR – The AR Doggo/Made With ARKit(英語)
http://www.madewitharkit.com/post/164418391248/rovr-vr-dog-game


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