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ゲーム・アプリ 2022.03.12

VRユーザーは11%増加 Steamが2021年のまとめを報告

3月9日(水)PCゲーム配信プラットフォームの「Steam」は、2021年の“総括”記事を公開。VR関連を含む、様々な分野の振り返りを行いました。VRユーザーの数は1年間で11%増加したと報告しています。

2022年3月現在、Steamの運営元のValveは、増加したVRユーザー数の具体的な数は公開していません。同社によれば、ユニークプレイセッション数は、年間で22%増加したとのこと。またValveは、Windows上の「SteamVR」が「OpenXR1.0」に対応したことも言及しています。

「OpenXR」は、VR/ARプラットフォームでのデバイスやアプリ間の仕様を統一。
プラットフォームごとの最適化の手間を最低限にするための標準仕様です。Valveは「OpenXR」への対応によって、「開発者は1回のビルドで、すべての主要なPC VRハードウェアでアプリケーションをネイティブに実行できるように」なったと説明しています。

また記事では、VRヘッドセットMeta Quest 2(旧Oculus Quest 2)が大きなシェア率を獲得していることについても触れられています。最新の調査によれば、同ヘッドセットの“単独シェア率”は2月時点で約47%となっています。

Quest 2は、クリスマスシーズンに大きく販売台数を伸ばしたことが報じられています。Meta社(旧フェイスブック)は、公式発表を行っていませんが、Meta Questのコンパニオンアプリが、一時App Storeのランキング一位に上り詰めたことなどが確認されています。

(参考)SteamUploadVR


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