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ゲーム・アプリ 2022.01.06

【Steam月例調査】Oculus Questのシェア率が約40%に増加 クリスマス商戦が影響か

2021年12月版のSteamハードウェア利用状況調査が公開されました。Oculus Quest 2のシェア率はさらに増加。単独で約40%(39.62%)のシェア率を記録しています。

2021年12月、Quest 2のシェア率は3.3%増加。過去数か月間、同VRヘッドセットの”月間伸び率”は1%~2%程度でした。12月の調査データは、主にホリデーシーズンにQuest 2が売上を大きく伸ばしたことを示唆しています。

ホリデーシーズンのQuest 2の成功は、2021年末から兆候が確認されていました。GOLF+社のCEO、Ryan Engle氏は、Quest向けのVRゴルフゲーム「GOLF+」の売上が急激に上昇したことを報告。またApp Storeでは12月26日頃、Oculus公式アプリが、無料アプリランキングの第1位に位置していました。

VALVE INDEX(バルブ・インデックス)のシェア率は15.79%(昨月比-1.13%)、HTC VIVEは8.26%(-0.92%)でした。Windows Mixed Reality系ヘッドセットのシェア率は5.69%(+0.1%)と微増です。

メーカー別では、メタ(旧フェイスブック)製のVRヘッドセット(Quest/Quest2、Riftなど)が、合計で約60%のシェア率を記録しています。なお、VRヘッドセットを使用するSteamユーザーの割合は、1.93%でした。

ハードウェア利用状況調査について

Steamによる月例のハードウェア利用状況調査は、ユーザーへの調査に基づく、ゲームを遊んでいるPCのグラフィックボードなどのハードウェア、またOSなどのソフトウェアに関する統計です。

本調査は、調査月にPCに”接続された”デバイスを示すもの。機器が実際に利用されているのか、またいつ購入したものかは不明です。さらに調査はSteamでの利用に限るもので、任意参加となっています。他プラットフォームの公式ストアにおける利用数は含まれていないため、市場全体のシェア率を直接推定するには不十分なことに注意が必要です。

(参考)UploadVR

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