4月11日から15日まで米シカゴで開催される「スター・ウォーズ」のイベントStar Wars Celebrationのパネルディスカッションにて、「ダース・ベイダー」がテーマとなるVR作品「Vader Immortal: A Star Wars VR Series」(以下、Vader Immortal)の予告編が新たに公開され、さらにPC向けのVRヘッドセットOculus Rift(Rift S)にも対応することが発表されました。
Oculusは同社のヘッドセット向けに発売されているソフトはクロスバイを可能にする、としており、Quest版を購入したユーザーはRift版の購入が不要となります。
本作は今春発売予定の新型一体型VRヘッドセットOculus Quest向けに配信予定であることが公表されていた目玉タイトルです。今回はOculus Rift対応の発表と併せて新たなトレーラーも公開されました。新たに公開されたトレーラーには、ストーリーの断片的な映像やライトセイバーを駆使した戦闘シーンなどが新たに盛り込まれています。
パネルディスカッションに登壇した開発者は本作品について、Vader Immortalはゲームでもなく映画でもなく、アトラクションでもない、よりインタラクティブな体験を提供する作品になると語っています。
シリーズ作品とつながる内容に
Vader Immortalは、ルーカスフィルム傘下の開発スタジオILMxLABがOculusと共同で制作を進めています。本作品は「スター・ウォーズ」VR作品三部作の第一弾として配信が予定されています。ストーリーの舞台は「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」と「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の間の時間軸で起きた出来事を描いていることが明らかとなっています。また、施設型VR体験として展開している「Star Wars: Secrets of the Empire」とも関連していく構想とのこと。
Vader ImmortalはQuestのローンチタイトルとなることが発表されています。2019年4月13日現在、Questの発売日やソフトの価格についての詳細は明らかになっていません。
(参考)Road to VR、VRScout
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