ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、VRに関連する特許を米国特許商標庁(USPTO)に出願していたことが判明しました。特許出願は2016年、振動機能が実装されていると思われるHMDの図も含まれています。
今回判明した特許の正式名称は「VRヘッドセットの装着感と快適性を認識するための圧力センシング(Pressure sensing to identify fitness and comfort of virtual reality headset)」。主な内容は、利用者がVRヘッドセットを正しく装着していない場合、警告メッセージが表示されるというもの。興味深いことに、特許の図からはハプティクス機能(振動機能)とLEDが実装されたHMDが確認できます。
ハプティクス・フィードバック(振動機能)は、VRヘッドセットやゲーム機のようなデバイスの場合、基本的にコントローラーに搭載されます。仮にSIEが、ヘッドセットへの搭載を本格的に研究しているとしたら、興味深いアプローチと言えるでしょう。米メディアUploadVRは「VRで顔に風や雨が当たった際の感覚再現などに利用できるのではないか」とコメントしています。
(参考)UploadVR