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業界動向 2022.03.02

VR/ARデバイスも対象 最高クラスの通信技術への対応を認証する「Snapdragon Connect」

「MWC Barcelona 2022」(MWC 2022)にて、半導体メーカーのクアルコムは新たな認証である「Snapdragon Connect」を発表しました。消費者に対し、最高クラスの5G、Wi-Fi、Bluetooth技術が搭載され、最も信頼性が高く、高速な通信を提供するデバイスであることを示す認証バッジになります。

公式ブログでは、「Snapdragon Connect」指定を受けたデバイスは、スマートフォン、ラップトップ、VR/ARデバイス、コネクテッドカーなどを問わず、以下のような性能を示すと説明されています。また、具体的なSnapdragon製品ごとに有効な機能と、ユースケースの一覧も、あわせて公開されています。

  • 非常に高速な通信速度
  • 低遅延な通信
  • 混雑した環境下や、携帯基地局やWi-Fiアクセスポイントから離れている場所でも安定した通信
  • 優れた電力効率による、数日間ものバッテリー稼働時間

同ブログでは、こうした高性能の保証による恩恵を受ける対象がエンドユーザーであることが強調されています。具体例として、動画ダウンロードやファイル共有はもちろん、遅延改善によるゲーム体験の改善などが挙げられています。

ゲーム体験については、Meta Quest 2専用タイトルのVR版「バイオハザード4」が、一例として取り上げられています。今後、「Snapdragon Connect」の認証マークが掲載されたVR/ARデバイスが登場することになるでしょう。

(参考)公式ブログ


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