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テック 2017.02.11

体感型の大型VR用筐体、個人開発用途にネットカフェで開放 コンテンツ開発を促進

モーションシートを使ってVRの動きを振動で感じることのできる体感型VRコンテンツはより没入感の深い体験として魅力的です。しかし、いざ開発をしようとしてもVRデバイスに加えて装置が手元にないとできません。

しのびや.comとランシステムは、2月10日より、自遊空間NEXT蒲田西口店で稼働しているVR用モーションシート「SIMVR」ブースで、個人開発者を対象に開発者向け制作キット(SimVR-SDK)を提供し、開発用途での利用を開放しました。

SIMVRとは?

SIMVRとは、ピッチ・ヨー・ロールの3軸回転とヒーブの上下揺れを加えた動きが可能なVRヘッドマウントディスプレイに特化したモーションシミュレータシステムのことです。

個人でも、販売代理店の株式会社アスクを通してツクモなどで取り扱っているものを購入することもできますが、PCとセットになったハイエンドプランの市場想定価格は200万円以上と、気軽に購入できるものではありません。

今回、ネットカフェである自遊空間NEXT蒲田西口店でSIMVRを開発用途で使用することが可能になり、SIMVRを導入できなかった個人開発者でも、より没入度が高いモーションVRコンテンツを手軽に制作できるようになります。

利用料金は、通常のネットカフェでSIMVRを利用する際の料金と同じで、開発用途であるからといって追加料金を取られるわけではありません。

詳しい料金などはこちらの記事を参考にしてください。

【体験レポ】自遊空間NEXT蒲田西口店でじっくりVRを

なお、法人での開発を検討している場合は、別途、株式会社しのびや.com wizapply事業部まで問い合わせて欲しいとのことです。


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