Oculus VRは、8月27日Oculus Riftを動作させるために必要なランタイム、そしてコンテンツの開発に必要なSDKの最新バージョン0.7を公開しました。
ランタイム・SDKはこちらからダウンロードできます。
変更点についてはこちらの記事でも解説していますが、最も大きな変更は新たにGPUから直接表示する表示モード「Direct Driver Mode」の実装です。
なお、Oculus VR社は今回のバージョンアップに際して以下の注意点をアナウンスしています。インストールの際はご注意ください。
・Direct Driver Modeを使用できるのは、nVIDIA Gameworks VR か AMD LiquidVRに対応しているGPUです。対応していないGPUを使用しているPCでは現行のOculus Direct Modeを使用することになります。外部モニターとして認識するExtended Modeは廃止されます。
また以下のGPUのドライバーのバージョンが動作要件になります。
NVIDIA Driver Version 355.83以降
AMD Catalyst Display Driver Version 15.200.1062.1005以降
・SDKのバージョン0.6以前を使用してビルドされたソフトはランタイム0.7では動作しません。0.6以前のSDKを使ってビルドされたアプリケーションは0.7を使ってビルドし直す必要があります。
・Windows 10を暫定的にサポート。動作にはDirect Driver Modeが必須。動作に不具合等が出る可能性もありますので自己責任で試しましょう。
・32bit版Windowsへの対応終了