オンラインゲームプラットフォーム「Roblox」は、公式ブログで14歳~24歳(英語圏)1,000人に行ったアンケート結果を公開。その多くが、装変更といったアバターの改変を頻繁に行っていることなどが判明しました。
今回の調査「2022 Metaverse Fashion Trend Report」は、アメリカのパーソンズ美術大学と「Roblox」が共同して実施しました。データによると、全体の半分が、最低1週間に1回はアバターの服装を変更していると答えたとのこと。
また2.5人に1人は、(服装やアクセサリーを通じた)デジタル上での自己表現が、現実よりも重要だと感じていると回答したそうです。
アバター自体については、「自らの個性を表現できる(もの)」と答えた人が47%、「(アバターによって)自分に自信が持てる」とした人が43%に達しています。カスタマイズできるパーツについては「全ての肌の色(70%)」、「全ての体格(64%)」、「全ての髪の色、肌質、ヘアスタイル(70%)」といった要素が望まれていることが、データから分かりました。
「Roblox」は、バーチャルと現実の両方でフレンドとより深い交流に感じることにも繋がっていると考察しています。
アバターファッションの方向性に関しては、ユーザーの70%が「どこかに現実の流行スタイルを取り入れている」と答えました。逆に、アバターのファッションから、現実での服装のヒントを得ていると回答した人も70%に達しています。
回答者の3分の2は、有名ブランドの展開するファッションアイテムをアバターに着用させたいと答えています。デジタル専門のブランド/デザイナーの台頭を望む人も過半数を超えているとのことです。
(参考)Roblox