2026年3月19日、リコージャパン株式会社は同社が提供している「RICOH Virtual Workplace」の活用事例を公開しました。その中で紹介されたのは、東京都建設局が進めている石神井川護岸整備事業における河川管理用道路の設計業務です。
(出所:https://jp.ricoh.com/release/2026/0319_1、以下同じ)
「RICOH Virtual Workplace」とは
リコージャパン株式会社が2023年から提供しているVRソリューションです。バーチャル空間上に実環境を再現した3Dモデルを作り、リモートを含む複数人でイメージの共有や設計検討などができ、手戻りを減らすことができます。
VRヘッドセットの他にも、PCやスマートフォンなど複数のデバイスから参加が可能です。また、建設業界で普及しているBIM/CIMデータや点群データをそのまま使用できるため、追加工数を抑えることができます。
公式サイトはこちら。
建設DXで加速する河川整備、石神井川でのVR活用事例
建設業界では、多様な関係者間での合意形成に時間がかかることが大きな課題です。図面や資料だけでは完成形のイメージを一致させにくく、着工後の手戻りが発生する可能性があります。住民の生活に直結する都市河川のインフラ整備では、施工の質とスピードの両立が特に求められています。
そのため、今回、東京都建設局が進める「石神井川護岸整備事業」において、設計業務を担う株式会社ドーコンが、リコージャパン株式会社のVRソリューション「RICOH Virtual Workplace」を採用しました。


本事業では、バーチャル空間内を関係者が共に歩きながら、歩行者の視認性や周辺施設との安全性を検証しました。
図面では把握しにくい「住宅入り口と沿道の細かな段差」なども、VR上で改善イメージを書き込みながら議論することで、認識のズレを解消。現場さながらの臨場感による迅速な合意形成が実現し、円滑かつ効率的な合意形成が実現されました。
リコージャパン株式会社は、今後もパートナーとの協働を深め、インフラを含む様々な領域での「RICOH Virtual Workplace」の活用を進めるとのことです。
参考
https://jp.ricoh.com/release/2026/0319_1
