VR MMORPG「Zenith:The Last City」を開発するRamen VRが、3,500万ドルの資金調達を実施しました。本調達はシリーズBラウンドで、スタジオ規模拡充を目的としたものです。
日本から影響受けたVRMMORPG、次に狙うはクロスプレイ
「Zenith:The Last City」は、2022年1月28日に発売されたVRゲームです。日本のRPGやアニメ作品などから着想を受けた作風で、広大な世界を他のプレイヤーとともに冒険することができる本格的なVRMMORPGです。同作はサービスイン当日にはサーバーがダウンするなど、リリース当初より注目を集めています。また、リリース時点でSteam VR、Meta Quest 2、PlayStation VRといった複数のVRデバイスに対応している点も大きな特徴です。
Ramen VRの共同設立者兼CEOであるAndy Tsen氏は、「私たちはすでに利益を上げていますが、今度はゲームを次のレベルに引き上げ、すべての人が探検できる相互につながった巨大なゲーム世界を構築したいと考えています」とコメント。「Zenith:The Last City」をVRやデスクトップ、モバイルを横断してプレイ可能にするために調達を行ったことを明らかにしています。