ドイツの自動車メーカーであるポルシェは新型車「911Turbo S」の発表動画で、Apple Vision Proを活用したデモンストレーションの様子を公開しました。
デモでは、バーチャル空間でエンジンに空気を送り込む装置「ターボ」の3Dモデルを拡大表示して見せつつ、ポルシェのパワートレイン(駆動系)担当ディレクターらが説明を行いました。
(動画では7:10頃より、Apple Vision Proデモが視聴可能)
駆動系全体と車体の骨格となるフレーム(シャシー)も実物大でバーチャル表示。あわせてバーチャル空間内に表示されたスクリーンで、エンジンの実際の動作映像を投影し、新型車の説明を披露しました。
Apple Vision ProはM2チップセットと高精細な4K micro-OLEDディスプレイを搭載しています。従来は高性能PC接続型か、携帯性を重視したスタンドアロン型のいずれかを選ぶ必要がありましたが、高性能チップと高精細ディスプレイによって、企業における3D CADの可視化に新しい選択肢を示しました。
Appleは6月、年次開発者会議WWDC 2025でvisionOSの次期バージョン「visionOS 26」を発表しました。2025年秋に一般公開予定で、新たに「空間共有」機能を導入します。これによりApple Vision Proを装着したユーザー同士が同じ体験を共有できます。SharePlayとARKitの空間アンカーが統合され、自動共有空間での連携にも対応。XRを用いたコラボレーションの精度向上が期待されています。
ポルシェは将来的にSharePlayとペルソナアバターを活用し、リモートでのプレス説明会開催を計画しています。世界中から参加でき、同席しているかのような体験が可能です。またポルシェは今年初め、Apple Vision Proを通じて自宅で911 Spirit 70をカスタマイズできる体験を提供しました。バーチャル空間で仕様を確認でき、25万ドルの予算があればその場で注文も可能となっています。
(参考)UploadVR
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