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Meta Quest 2020.10.02

ゲームを遊び世界を救う「Pixel Ripped 1989」Quest版が意外な形で発売決定

ブラジルのゲームスタジオARVORE Immersive Experiences開発のVRアドベンチャーゲーム「Pixel Ripped 1989」のOculus Quest版が発売されました。しかしながら、ゲーム単品としてではなく、続編「Pixel Ripped 1995」のOculus Quest版向け有料ダウンロードコンテンツという異例の形になります。価格は税込1,490円です。

「Pixel Ripped 1989」は2018年にPCVR(SteamOculus StoreViveport)、PlayStation VR(PSVR)向けに発売。現実世界とゲームワールドの次元調和を乱そうとする邪悪な敵の野望を阻止するため、主人公「Dot」が1989年代屈指のゲーマー「Nicola」の協力を得ながら戦っていきます。

携帯ゲーム機を没収しようとする教師の邪魔を回避しながら、ゲームソフトを学校の教室内でプレイし、ストーリーを進めていきます。VR空間内でゲームを遊ぶ革新的なゲームデザイン、大人の目を掻い潜りながらゲームを遊ぶ懐かしくもスリリングな体験の数々で高評価を獲得。2020年には続編「Pixel Ripped 1995」がSteam、Oculus Store(Rift / Quest)、PSVR向けに発売されました。

当初はOculus Quest版も発売予定でしたが、フェイスブック(Oculus)の審査に落ちた影響により白紙に。反面、続編の「Pixel Ripped 1995」はOculus Quest版が発売。前作が落ち、続編が承認された奇妙な展開、フェイスブックがその理由を明確に述べなかったことから物議を醸しました。

今回、ダウンロードコンテンツという形での提供になったのは、開発者のAna Ribeiro氏によれば、フェイスブック側と一緒にファンに届けられる方法を模索した結果とのこと。この形が見つけられたことを本当に嬉しく思っています、と米メディアUploadVRにコメントを寄せています。

また、今回の発売に合わせてOculus Quest版「Pixel Ripped 1995」の期間限定セールも実施。10月9日午前2時まで25%割引の1,490円で販売されます。

(参考)UploadVRVRFocusOculus Store

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