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開発 2019.04.11

IKINEMAの全身モーキャプ「Orion」がアップデート、品質向上し新システム追加

IKINEMAは、モーションキャプチャーシステム「Orion」を「Orion 2.0」にアップデートしました。「Orion 2.0」では、VR内キャラクターのモーションの品質の強化が行われ、新たなシステム「System Health Tracker」 が追加されています。このアップデートに伴ってライセンスを再購入する必要はありません。

「Orion」は、VR/AR開発スタジオやゲーム開発、アニメーション制作、VTuber(バーチャルユーチューバー)、トレーニングシステム、ソーシャルVRなどに活用されているモーションキャプチャーシステムです。VRヘッドセット「HTC VIVE」およびそのコントローラー、周辺デバイスのVIVEトラッカーを使い、ユーザーの全身の動きを3Dモデルに連動させることができます。

株式会社Moguraでは、Orionを国内向けに販売しています。年間ライセンスでの販売となり、価格は62,400円(税別)です。ノードロックライセンスで、無制限に利用可能でアップデート、アップグレード、メンテナンス込みです。ストアページはこちらです。

「Orion 2.0」の新機能は以下の通りです。

・大きなソルバ品質の改善
・System Health Tracker:モーションの品質をリアルタイムで監視およびレポートし、モーションが悪くなった際には警告メッセージを表示、モーションの品質が回復するまでソルバを停止するオプションを備え、最終的には継続的にスムーズなアニメーション結果を保証します。
・FBXテイクの記録を改善
・ヘッドトラッカー/HMD方向を修正。アニメーションの傾きを削除
・ヒップのオフセット調整–ライブセッション中に曲がった膝を手動で修正


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