10月第2週はOculus Quest 2(オキュラスクエスト2)向けに有料アプリ3個、無料アプリ1個の計4個がリリースされました。
今週のピックアップ
「Song in the Smoke」
神秘的な先史時代の世界を冒険していく、VRサバイバルアドベンチャーゲーム。8つのエリアで構成された広大なフィールドを旅しながら、獣を倒して食料を調達したり、暖を取りしつつ、1日でも長く生き延びることを目指します。
視覚と聴覚、嗅覚を駆使して獣の存在を察知し、武器で応じる緊張感抜群の狩りのシーンが大きな売り。操作もコントローラを直接動かしてこん棒や杖を振ったり、弓の弦を引っ張って矢を放つなど、VRならではの直感的なスタイルになっています。
またフィールドには昼夜の概念もあり、時間帯に応じて環境や獣の行動パターンも変化します。ストーリーも奇妙な「歌」をたどりながら世界に隠された秘密を解き明かしていく、謎と神秘に満ちた内容になっているとのことです。
開発は京都に拠点を置くゲーム開発会社17-BIT。イメージイラストは「BLOOD THE LAST VAMPIRE」、ゲーム「探偵 神宮寺三郎」シリーズで知られるイラストレーターの寺田克也氏が担当しています。
「シャドウゲイト VR:ミスロクの鉱山」
1987年にパソコン向けに発売され、日本でもファミリーコンピュータ(ファミコン)版が発売されたアドベンチャーゲーム「シャドウゲイト(Shadowgate)」のVR向け完全新作。プレイヤーは「ミスロクの鉱山」の内部に広がる古代迷宮を探索しながら、罠だらけの廊下や巧妙なパズルを解き明かしながら冒険を繰り広げていきます。
戦闘要素もあり、魔術師の杖で魔法を放って巨大なクモ、亡霊といった魔物たちを撃退することも求められてきます。操作も迷宮内の様々な物に触ったり、動かすといったVR特有の直感的なスタイルを採用。さらに迷宮内にも高速トロッコをはじめ、様々なアクティビティが設けられているほか、「シャドウゲイト」の代名詞たる即死一直線のトラップもあちこちに仕掛けられてます。
開発は2014年発売の初代「シャドウゲイト」のフルリメイク版を手がけた、アメリカ・バージニア州のゲーム開発会社Zojoi。日本で発売されたファミコン版「シャドウゲイト」(※ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでも配信中)は、発売元ケムコによるハイセンスな翻訳によって爆誕した名言・珍言の数々により、今なお伝説の作品として語り継がれています。
本作も日本語に対応していますが、翻訳は1999年にNINTENDO64で発売された「シャドウゲイト64 Trials of The Four Tower」に近いシリアス調で、ファミコン版とは異なります。
しかしながら、戦闘要素の導入などで大幅に起伏を増した作りから、プレイヤーそれぞれの「わたしこそ しんの ゆうしゃだ!!」という誇りと覚悟、そして「ホップ、ステップ、ジャンプ!かーるいす!!」と、燃え盛る炎の中でも突っ込む勇気が試されてきそうです。
新作一覧
「Song in the Smoke」 |
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「シャドウゲイト VR:ミスロクの鉱山」 |
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「Loco Dojo Unleashed」 |
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「Gun Raiders」 |
※評価は執筆時点のOculus Storeでの評価です。
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