1987年にパソコン用ソフトとして発売され、日本でもファミリーコンピュータ(ファミコン)版が発売されたアドベンチャーゲーム「シャドウゲイト(Shadowgate)」。そのVR向け完全新作「Shadowgate VR: The Mines of Mythrok」がOculus Quest/Quest2向けに発表されました。2021年10月7日に発売予定です。
「Shadowgate VR: The Mines of Mythrok」は、2014年にSteamで発売された初代「シャドウゲイト」のフルリメイク版を手がけたアメリカ・バージニア州のゲーム会社Zojoiが開発中の完全新作。公開されたティザー映像によれば、1999年にNINTENDO64で発売された「シャドウゲイト64 Trials of The Four Tower」に近い、探索型VRアドベンチャーゲームになるようです。プレイヤーがダンジョンを探索し、様々な謎を解き、巨大なクモや亡霊などのモンスターたちと戦っていきます。
操作周りでも没入型のモーションコントロールが採用され、ダンジョン内の様々な物に触ったり、動かしたりが可能。ダンジョン内にも高速移動するトロッコをはじめ、様々なアクティビティが用意されているようです。もちろん、「シャドウゲイト」の代名詞たる即死トラップも健在です。かの有名な宇宙空間へと放り出されるトラップが存在するかは執筆時点で不明です。
また日本で発売されたファミコン版「シャドウゲイト」は、発売元ケムコの珍妙な翻訳によって爆誕した名言・珍言の数々で、今なお語り継がれる伝説的な作品(※ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでも配信中)です。「わたしの ゆうしゃとしての ちが さわぐ!!」「ざんねん!!わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!」などのセリフがネットユーザーに広く知られています。
日本語ローカライズが行われるかについても執筆時点で不明ですが、もし日本語対応を果たした時、どんな翻訳が行われるのか、様々な意味で注目されます。
(参考)VRScout