フェイスブックの一体型VRヘッドセット「Oculus Quest(オキュラス クエスト)」に、「Oculus Assistant Service(com.oculus.assistant)」という正体不明のアプリの存在が確認されました。
「Oculus Assistant Service」は、Oculus Quest(以下Quest)の開発者モードをオンにすることで表示される「提供元不明のアプリ」内に存在します。米メディアUploadVRによれば、このアプリは、先日行われた最新のソフトウェア・アップデート(Ver10)で追加されたとのこと。
提供元不明のアプリ内に存在
「Oculus Assistant Service」を開くと、オーディオのアクセス許可が要求されます。アクセスを許可するとQuestのホーム画面に「Assistant Test Service」と書かれたウィンドウが表示され、ローディングが始まります。
UploadVRの記者は、このローディングは終了することなく続いた(=何かが起動することはなかった)と説明しています(筆者も自身のQuestで試しましたが、同様の結果を確認しました)。
新機能のためのファイルか
2019年10月31日現在、「Oculus Assistant Service」がどのような機能を有するのかは不明です。UploadVRは、音声コマンドとグーグルアシスタントのような機能の可能性を指摘しています。同メディアによれば、フェイスブックが現在VR(AR)ヘッドセット向けのAIアシスタントを開発していることと、「Oculus Assistant Service」の起動時にオーディオ許可が要求されるのが、その根拠であるとのこと。
(参考)UploadVR