Home » NVIDIA、自動車向けARプラットフォーム「Drive AR」発表


活用事例 2018.01.08

NVIDIA、自動車向けARプラットフォーム「Drive AR」発表

NVIDIAはラスベガスで開催中の家電見本市「CES 2018」にて、AR(拡張現実)を利用した自動車向けプラットフォーム「Nvidia Drive AR」を発表しました。

さまざまな情報を現実に被せて表示

Nvidia Drive ARでは車の安全を確認するための必要な情報が車の窓やコンソールに表示されます。例えば、ハンドルの奥にある計器類を表示する場所では、車の進行方向を示すルートが表示されたり、横を向くと後方の情報が的確に表示されたり、ミラーには3Dオブジェクトでアラートが出たりと運転席からより簡単に安全確認や運転の情報を取得できます。

こうしたARとしての機能は自動運転の技術が進歩することで、カメラによる周辺環境のマッピングや認識が進むため可能になります。

NVIDIAのCEOジェンスン・フアン氏は、「車をさらに未来に向けて次のレベルに押し上げることができる」として、この「Drive AR」を紹介しました。具体的に採用される車種などは不明ですが、今後、自動運転車に搭載されることは間違いないと考えられます。

現実に様々な情報や3DCGを表示するARは、スマートフォンを使ったものや、ヘッドセットを装着するものが注目を集めています。自動運転車で実現するARも今後一つの方向性として注目したいところです。

(参照)
CES 2018 Live: NVIDIA CEO Jensen Huang Press Event(英語)
https://blogs.nvidia.com/blog/2018/01/06/ces-2018-live-nvidia-ceo-jensen-huang-press-event/


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード