不動産領域を中心にVRサービスを提供するナーブ株式会社は、旅行をオンラインで体験できるバーチャルツアー事業を開始します。参加者はスマートフォンやPC等からアクセスし、見たい場面を自由に見ることが可能です。
旅行代理店のHISと協力、現地ガイドを遠隔で
ナーブはVRを活用したプラットフォームを不動産や建設、旅行、航空など様々な分野の企業に提供しています。今回のバーチャルツアーでは、株式会社エイチ・アイ・エスが実施し、参加者はリアルタイムで現地ガイドとの掛け合いができるとのこと。オンラインで参加できるため、離れた場所に住む家族や友人と一緒に同じ旅行を疑似体験できます。
バーチャルツアーはナーブが全国の商業施設へ展開している「どこでもストア」や、不動産会社、福祉施設へ展開される予定です。どこでもストアでは、コンテンツの体験やツアーの申込みが可能に。不動産会社では団体旅行、福祉施設ではレクリエーションでの活用や入居者とその家族での貸切ツアーなどが提供されています。
なお、自宅から旅行を疑似体験できるサービスは、株式会社ハコスコも行っています。同社が提供しているVR配信プラットフォーム「ハコスコストア」では、スマートフォンやブラウザ、VRデバイスから各観光地をで体験できます。
(参考)ナーブ株式会社 プレスリリース