Niantic Spatialは、配送ロボットを開発するCoco Roboticsと戦略的パートナーシップを締結したと発表しました。
Niantic Spatialはコアインフラパートナーとして、地理空間AIとVisual Positioning System(VPS)をCocoのロボット配送フリートに組み込みます。VPSとは、カメラ映像などを使って現実空間での位置を高精度に推定する技術です。
両社のエンジニアリングチームが取り組むのは、都市型ロボティクスならではの課題です。GPSが届かないビルの谷間での正確な位置把握、総合的な位置情報精度の向上、ピックアップポイントへの安全なナビゲーションなど、複数の技術課題に共同で対応していきます。
Niantic Spatial CEOのジョン・ハンケ氏は「配送ロボットのラスト・ワン・マイルの可能性は計り知れないものがありますが、煩雑な街中のナビゲーションは、エンジニアリング上の難題のひとつです。初のロボティクスパートナーとしてCoco Roboticsと一緒に取り組めることをとても楽しみにしています」と、コメントしています。
Coco RoboticsのCo-Founder兼CEOであるZach Rashも「ロボットのナビゲーション精度をさらに向上する位置測位サービスへの安定したアクセスが実現します。どんな都市でもCocoのロボットがより安全に、より自律的に動ける新しい方法を、一緒に探っていきます」と述べています。
今回のパートナーシップに合わせ、Niantic SpatialはVPSの新バージョンもリリースします。信頼性の向上に加え、2D・3Dの幅広いデータソースへの対応、事前スキャン不要でのグローバルカバレッジ提供が特徴です。人が多く行き交うエリアや段差のない経路など、複雑な環境でも正確なナビゲーションを実現するとしています。

