SB C&S株式会社と株式会社ホロラボは、3DCADやBIMで作成した3Dデータを自動でAR/MR向けに変換できる「mixpace(ミクスペース)」のHoloLens 2対応版を3月2日に発売します。なお、HoloLens 2対応版の提供開始に伴い、HoloLens対応版のサポートは終了します。
「mixpace」は、誰でも手軽に3DCADやBIMで作成したデータをAR/MR対応デバイスで確認が可能なモデルに変換できる製造業・建設業向け可視化ソリューション。3DCADやBIMデータのAR/MR化に必要な変換・管理・表示機能をワンストップで利用可能です。主に設計、製造、建設、配置シミュレーション、施工、保守などの各シーンにおいて、リアルスケールおよびデジタルモックアップでの活用が行えます。
HoloLens 2は、HoloLensと比較して視野角や3Dモデルの操作性が向上しており、「mixpace」HoloLens 2版でもより大きな表示寸法の可視化が可能になったり、現実空間での位置合わせが容易になったりと、機能面や操作面での改善が行われています。
また、HoloLens2対応版のリリースに伴い、3DCAD・BIMデータのAR/MR向け変換処理システムの改善も実施。83社のテストユーザーが独自の3D CAD・BIMデータで変換を実施したところ、合計371件の平均変換時間は3分26秒という結果が出たとのことです。
「mixpace」の利用価格は「mixpace standard」が年間1,164,000円(税抜)、初回限定のトライアル版「mixpace trial」が60日間92,000円(税抜)です。現在、3月13日までの申し込みが対象となる「年間ライセンス10%ディスカウントキャンペーン」が実施中です。