Home » 三井化学がARグラス向け新素材 高屈折率で広視野角の実現に挑む


業界動向 2025.12.16

三井化学がARグラス向け新素材 高屈折率で広視野角の実現に挑む

2025年12月10日、三井化学株式会社は、ARグラス向け光学樹脂ウェハ「Diffrar」の12インチ品を開発したと発表しました。ARグラス向けでは世界初を謳う、屈折率1.67および1.74を12インチサイズで実現した点が特徴です。

Diffrarは、屈折率1.67以上の高屈折率を持つ光学樹脂ウェハです。光を効率よく伝える特性を備えています。高い平坦性と平滑性、低複屈折も特徴です。これにより光のゆがみを抑えられます。ウェーブガイドを採用したARグラスにおいて広い視野角を確保し、クリアな視界につながります。

樹脂製である点もDiffrarの特徴です。耐衝撃性の向上により、ARグラスの安全性に直結。モジュールの軽量化にもつながります。屈折率は1.67と1.74の2種類が用意されています。ウェハサイズは6インチ、8インチ、12インチから選択可能です。6インチはサンプル販売のみ対応しています。12インチの直径は300mm、8インチは200mm、6インチは150mmです。厚さは0.5mmから1.0mmまで提供されます。

日常生活で快適に長時間使用できる高性能なARグラスの実現に向け、その要素技術の研究開発が盛んになっています。日本からもAGCなど複数の企業が開発を進めています。

参考

三井化学
Diffrar®(ディフラ®)

もぐら関連記事



CONSULTING / DEVELOPMENT

コンサルティング・開発サービス

Moguraの知見を、あなたのプロジェクトに

mogura_next

Moguraの知見を、あなたのビジネスに
編集長の久保田を筆頭に、XR/メタバースなどバーチャル領域を知り尽くす専門チームが、リサーチからコンサルティング、企画、開発までを一貫支援。
Mogura VRで培った豊富な情報力と業界ネットワークを強みに、企業・行政機関の成果につながる最適な解決策をご提案します。